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鬼平犯科帳などで有名な池波正太郎が描く真田昌幸・真田信之・真田幸村達真田一族の盛衰を圧倒的な迫力で描く大長編物語です。
この本を読めば真田幸隆の登場から上田の陣での昌幸達親子の活躍、大坂の陣での幸村の討ち死にそして信之の徳川時代の活躍と日本史でも燦然と輝く戦国真田一族の活躍が丸ごと楽しめます。
全12巻と大長編なのですが、説明より登場人物達の会話で物語が進んでいくので読書のリズムが切られることなくどんどん読み進んでいけますし、変に物語をはしょったりしていないので途中で話が分からなくなることもないです。
物語の中では真田忍軍の成り立ちや拠点とした城の役割、状況の変化により何故真田家が表裏比興の者とまで言われても使える相手を変え、家を存続させたのかがよくわかり、真田家に関する教科書にもなる内容ですので真田家に興味がある方は是非お読みください。
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真田の忍びの活躍が壮絶でそれでいて人というものを生々しく描き出している作品。
颯爽と往く真田幸村の姿はかっこよすぎる!!
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21歳のときに読んだ本。
時代物をきちんと読んだのはこれが初めてでしたが、サラサラと読めたので、
女の人にもおすすめです。
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夏の陣終了から冬の陣終了まで。元和元年五月七日、裸城となった大坂城を打って出た幸村は、若き日の予感どおりに向井佐平次とともに戦場に倒れる。どこまでも武将として生きた幸村と、それに付き添った佐平次の生き様に心動かされました。
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幸村の最期って意外…と思った。真実はわからないので作者の脚色といえばそれまでですが。に、しても、幸村しかり、戦国時代の武将というのは一本筋が通っていてかっこいいです。
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ついに幸村がぁぁぁぁぁあああああ!!
こないだ九度山の真田庵に行きましたが、少しでも幸村と同じ空気を吸えたことを誇りに思います。
それにしても信長の野望での能力値が高い武将がけっこう大阪方にもいますが、ゲームで同様の条件で戦いをしたらどっちが勝つんだろうか?
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(全巻合わせての感想)
私の読書人生で、一番読んでいる時が幸せだった本。
狂ったように食べるのも寝るのも惜しんで、次へ次へと読み進み、あっという間に全巻読み終わってしまった。
何がとかじゃなく、ただただ読むのが楽しく幸せで読書の醍醐味を身にしみて体験させてくれた作品。
乗り物に弱い私がバスの中で読んでも唯一酔わなかった本で、後にも先にもその様な本には出会ったことが無い。
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幸村最大の見せ場、大坂夏の陣。死を覚悟した者たちの会話が心にしみる。
最終巻では何が語られるんだろう。
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2011.9.13
大坂夏の陣にて、真田幸村死す(「幸村」は後世つけられた呼び名だというのが通説なのだが、このシリーズではそのことを断ったうえで敢えて幸村と呼んでいる)。
大坂方の武将たちは連携が取れず互いに疑心暗鬼になる面もあり、足並みがそろわない。結局、戦場にて思うさま兵を動かし、敵方を叩いて真田の名を天下に知らしめたいという真田親子の願いは完全には果たされなかったわけだけど、どこかからりとして潔い、秋の晴れ空のような死に際の描写がかえって胸を打つ。
何であれ、一つの大願のもと生き抜いた最期の胸の内ってどんなものかなあと思いを馳せてみたり。戦国の世と現代では人の生き方も大きく様変わりしているわけだが、こんな風におのれのなすべきことを知り、凛として生きてみたいもの。
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子供の頃、児童文学で真田幸村を読み、子供ながら真田十勇士の活躍に胸躍った記憶がよみがえりました。
私の中での歴史小説ベスト5に入ります。
大好きな作品です。
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長かった物語もクライマックスです。
この時代の男たち、いや漢たちの荒々しくも爽やかな武者ぶりに涙が止まりません。
自分の信念を負けずひたすらまっすぐに我が道で戦う真田幸村に憧れます。
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大阪夏の陣、自分の思うがままに戦をしたい真田幸村は、あと一歩のところまで家康軍を追い詰めるも、心半ばで敗れてしまう。
弟を心から理解しているが故に、敵対する道を選ぶ兄信之の苦悩や、最期まで運命を共にした幸村と佐平次の壮絶なラストに目頭が潤んだ。
しかし、ここで信之の恋バナを出すのどうなんだろうw
毎回楽しみに読んでいただけに、最終章を前にこの物語が一つの区切りをつけているようでただただ哀しい。
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まさに男の中の男、真田左衛門佐幸村。
いい男すぎる。
話はいよいよ大阪夏の陣。
冬の陣で多大なる功績をあげた幸村も、この夏の陣で討死します…
もうね、最後佐平次と同じ場所で亡くなるところとか
とにかく描写が綺麗。
うっとりするほど、幸村に心を打たれます。
この11巻を読みながら電車の中で泣きました。笑
家康が最も恐れた男と言っても過言じゃぁなぁい!と思う。
これから兄、信之の話にシフトするけどまぁー真田さん家最高です。
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大坂夏の陣の巻。
いよいよ、だめになっていく西軍。
西軍から離れることも可能なのに残り続け、ついには戦死。
さっぱり分からない。
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遂に大坂夏の陣.統率が機能していない西軍は無駄に兵を失い,遂に決戦の日を迎える.真田軍の猛攻も最後は兵力差の壁を破れず,ついに西軍は崩壊し,真の意味での天下統一が成し遂げられる.これまで10巻は,この巻のためにある.