投稿元:
レビューを見る
引き続きCollector's Edition2を読了。
サクサク読めました。頭の中では鮮明に映像と声が付いているので。
三幕の砂糖菓子品評会のシーンは結末を知っていてもスリリングだし、
アンの職人魂もすばらしかったなあ。
でも、アンは2年連続で品評会でひどい目に合ってる。かわいそすぎるだろw
(これが物語の魅力ではある)
経緯はともかく銀砂糖師になったアン。(王妃さん、ナイスです!)
王家勲章をもらって、気づく。
これはママがつらい時にいつも眺めていた白い六角形のもの。
そうか、あれは王家勲章だったのだと。
もう、こういうシーンに弱いんですわ~泣ける~
アニメでは「ママ・・・」としか言ってなかったシーン。
原作で補完できてよかったなと思ったシーンの一つです。
四幕はペイジ工房が舞台。
あのブリジットがぐいぐいセンターににじり寄ってくる。
初登場のときはなんだこいつ!と思っていたけど、かわいそうになってしまう。
ブリジットにもブリジットの物語があるのだ。このあたりはまだまだこれからの話。
新聖祭の選品を勝ち抜いたアンたち。
アンはとりあえずお役御免だけど、そりゃ最後までやり切りたいだろう。
シャルの羽根を取り戻して、再びシャルに羽を返すアン。
ようやくアンのなりたい銀砂糖師になった瞬間だ。
とてもうれしいシーンでした。
それからミスリルの恩返しが愉快すぎる。ほんと微笑ましい。それに対するシャルとアンの反応がまた良き。癒しですね。
あと、アンに感じるおかしな気分?に「なんなん?これ」と戸惑うシャルがかわいかったw