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非常にしっかりとしたSF作品に仕上がっていました。
話自体は繋がっていない3編のお話なのですが共通するテーマは神への反逆でしょうか?禁忌への憧れというか。
人間が神の寵愛を欲しがって、神に手を伸ばそうとするけれど届かずに、終には神自身を支配してしまおうと神さえも生み出そうとする。
しかし神を作り出すなんぞ驕りでしかなく(神と言う存在自体があやふやだけども)
そんな人間の愚行が生み出した先にあるものは…と言うのがこの作品の主軸になっております。たぶん。
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さすがの世界観です。一番好きだったのが真ん中あたりに入っていた後日談です。
表紙の二人がツボですね。
ほんとにすごいわ寿さんって。ちなみにエロはないです。
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天使、平行世界、クローンにまつわるシリアスな短編3本と新たにその続編を収録した新装版です。どれも好きな短編だったのでうれしい!
書き下ろしの表紙の2人の話をもっともっと読みたかった。
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難しくて半分くらいしか理解できてない、が!とっても素敵な作品。
特にコンクリートガーデン。
続きが出るのを(勝手に)楽しみにしている
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★4.5
読了日:09/2008 出版日:09/2008
【impression】たらこさんの初購入作品。高かったけど、モロジャケ買い!www買ってよかった。これから、セクピス〜へハマるよになってしまうのだった…ww
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読み終わったといいますか・・
元々あった
『コンクリートガーデン』
『ドグラマグラ』
からの再録です^^
元々のこの本の内容がたらこさんの中でも大好きだったので5です
後今更知ったのですがw
書き下ろしが入ってるようで・・・
そのせいか私の中でざわざわするものがwww
かっっかっちゃおっかなぁ・・・・
評価みるとどっちともいえないのですが安くなったり余裕があるときにでも手をだそうかなぁ〜それくらい好きな作家さんです^^
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‘もう一度 一度でいいからあの人に会いたい’
圧倒される世界感
ねじれても絡まっても、歪めても、それが悪いことでも
やるときゃーやっちゃうんだ
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やっぱりここまでの作品を描ききったという事も評価。
BLの枠を超えたSF漫画です。どこか風刺的。想像力と解釈力がいる。
同収録されたDoglaMaglaはかなりのもの。聖書や宗教の
基本知識いるかも。カトリックはPro-life派なのでIVFやクローン等は
道徳上の問題として取り扱っています。なのでこういうのは
皮肉的で面白い。またイエスに子供が居たという
仮説もありますが、カトリックではタブー的主観かと。確かに
付き添ってた女性はイエスが死んで復活するまでも見届けた
聖書学上重要な人間ですが子を成したかどうかは、それぞれの解釈で
いいと思います。
しかしキリストのクローンと言われたキャラが同性愛にのめりこむのも
また新しくて皮肉的で面白い。
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寿たらこが好きなので読んでみた。
かなりSF寄りな話で、SFが苦手(というか意味が理解できない)な私には難しかった。
意味がわかったら感動する話しなんだろうな~とは思った。相変わらずコマ割りが好きです。
最初の天使の話が一番好きかな。あれの続編とか読んでみたかったけど。
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収録作品オールハードSF。一応BL枠ですが、JUNEというか花夢系少女漫画の描写で留まっているので、絵柄が苦手じゃなければオススメできます。
「クロック・ダウン」は割と平和なストーリーでSF設定はさらっと流せますが、「コンクリートガーデン」と「ドグラ・マグラ」はあらゆる意味で重いしキツい。テーマは「異種間共存」「クローン」「天使」「神」というストレートさで、結末もかなり極まってます。
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重い…
特に 『コンクリート・ガーデン』 は (書き下ろし部分も含めて) 短編だけどガツン、と来た。
ジェフと空士長が共に在る世界がウサギの言う 『新しい世界』 だったら良いと思うけど、ヒトのして来た事を考えると、そう美しくは行かないだろうな。
…切ないねぇ、ジェフちゃん。
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なんだろう...この作品を見ると高河ゆんのアーシアンを思い出します。話の内容は人食い天使VS人間、人間と天使の共存、クローン、とかなりヘヴィーなものばかり。壮大な話ではあるが、ストーリーが難しすぎて「?」となってしまう事もしばしば...ww でも3作品とも透明感のある絵柄と演出で個人的に割と好き。話の内容をしっかり読み解せばなかなか読み応えのある作品かと思います。
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すごい!!!ドンピシャに大好きなストーリーたちです。
SFチックファンタジー??w
セクピスがあんまり好きじゃなかったんだけど
あの世界観はここから始まってるんですね-!!
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BL括りだが特にそれらしい描写もなく、とにかくオススメできる本。
天使・平行世界・クローン。それぞれ難しい設定でありつつ、それぞれの話が独立しているけど描き下ろしで繋がってたりして多少ぐるぐるしそうにはなるけれど、総じて人間(もしくはそれとほぼ同じ形の思考する者)の悲しさとか愛しさとか馬鹿さとか美しさとか醜さとかを描いていて、無駄に涙が出る。
クローンネタはやっぱり一番現実的に多くの問題を孕んでいるから、こういうことは描きやすいと思うけど、主題がクローン自体というより、クリスとアベルとアダムの関係性にあるというのが、他のクローンネタとは違う切り口で面白い。
描き下ろしが本当にほんの少しなので、欲を言えばもうちょっと皆が見たかった…特にジェフちゃんと橘なんてあんな素敵な表紙になっていながら、描き下ろしのみのキャラクターだし…勿体ない!
寿さんといえばセクピスのシリーズですが、あれもこれも、やっぱり特殊な設定に違和感なく引き込めるって言うのは、物語を作るのがうまい人だよなぁと。なんてことない設定を飽きさせず魅力的に描き続けるっていうのもそうだけど、特殊設定に引き込まれていくときのドキドキ感っていうのはやはり良い。
あとどちらも「家族」というか「子供」ってモチーフを結構重要視しているのが興味深い。その分BLじゃなきゃならない意義みたいなのは曖昧になりがちなんだけど、「この人がいたからこの子がいる」っていうことの大事さをじんわり実感する。
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オススメ
小説のように中身の濃いお話。
読めば読むほどなるほどと思うことが出てくる。
寿先生はこのお話の主題が全てなんじゃないかと思う。