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本を読むのがすごい嫌いだったあたしが、3日で読みきった太い本のうちの一冊。ホント感動した^^戦争で好きな人をとられ、キリスト教で迫害され、それでも信じ続けるキクになれたような、そんな本でした。
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キリスト教が禁止されていた1863年〜1873年の長崎が舞台。凄絶な切支丹迫害の様子が描かれています。キクはキリスト教徒の少年に恋をしますが…。
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自分を犠牲にしてまでも、男性を慕い愛し求める姿にちょっとホロッとさせられた。それに比べて男の鈍さ。何事ものちになったとき、すべてが悟られるのです。
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ものすごい本です。すごいとしか言えない自分がもどかしいけど…。わりと厚いけど2部もあわせて一気に読んでしまいました。
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初めて本を読んで号泣した。
鎖国時代の禁教されてたときに話し。
とても切なく、引き裂かれる恋。
それでも強く想い続け、強く生きようとする姿。
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キクのとても尊い愛。涙が出ない位哀しかった。でもここまで自分を犠牲に出来る人に出会えるって事は幸せなのかも・・なんてふっと思った。
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物語は1862年、長崎の街に司祭のプチジャンが訪れるところから始まる。「沈黙」の話から二百年余り経過しているが、根絶したと思われていた隠れキリシタンをプチジャンたちが見つけ、再び布教を始める。拷問に耐えながらも、キリスト教を棄教しなかった彼らの想いは、宗教や思想を身近に感じられない私にとって、理解しがたく読んでいて、泣いた。拷問に耐え死んでいった人たちを、生きている間に神は救わなかった。彼らは死してパライソの国に行くことができたのだろうか。 悪役として書かれていた、伊藤清左衛門に深く同情してしまった。「浦上四番崩れ」という幕末のキリシタン迫害を材料に書かれた作品。長崎の大浦大聖堂で、キクの見上げたマリア像をこの目で見たい。
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幕末から明治、長崎を舞台にした切支丹迫害の歴史。その中でひたむきな想いを貫いた女性キク。キリスト教が日本では異端であった時代。政治的な背景も含め、私達に生きるとは何か?神とは?考えさせられる作品である。
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キリスト教弾圧時代、キリスト教信者を愛し、キリスト教に反発を覚えながらも聖母マリアに純粋な祈りをささげた一人の少女の物語。宗教に興味のない人でも、きっと、泣けると思います
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ヘブル書11章1節
“信仰とは望みの事柄を確認し、まだ見ぬ事実を確信することである”
キクはキリシタンではなかったけど、本当の信仰者だった。
08/1/-
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不覚にも、涙を流した一冊。
つらすぎる内容に、消化しきれず。
もう一回読みたいと思いつつ、その感動をいつまでも取っておきたいという
矛盾を持ち合わせる名作。さすが遠藤周作!
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江戸時代末期、開国に向かう日本での
隠れキリシタンの話。
しばらくは読んでいなかった、一途に愛する
女性キク。こんなにも人を愛することが強く、
尊いものなのだと。
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長崎を舞台に描かれる物語。
江戸の隠れキリシタンとその司教の迫害から長崎に原爆が落ちるまでが、キクとその子孫サチ子の目を通して描かれている。
途中長崎の大浦天主堂で布教活動をした後に祖国へ戻ったコルベ神父を追って、アウシュビッツも登場する。
手に汗握る。そんなレベルではない。息苦しい程に心に迫る本。
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まさに女の一生。清吉が苦しんでいても、やっぱりキクにつながる。ひとりの人を本当に思う心と信仰は似ているなぁと思った。
2009/3/16
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幕末・明治の時代を生きたキクという1人の女性を通して、長崎は浦上のキリシタン迫害事件を描いた作品。名もなき男女の愛と悲しみの犠牲の果てに日本の国際化があることを、私たちは心に留めておかなければなりません。