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もう「少女」を名乗れない私たちの、人生の答えはマンガにある! 現代女性の欲望と生き方を探る、新感覚マンガ批評&エッセイ。
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懐かしい!名作から今の知らなかったものまで。あっちに飛びこっちに迷い込み。いろいろ意見の相違はあるがなんかいい。裏表紙の絵がうれしくなってしまいましたよ。
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昔から、女子漫画大好きでした。
今、年を重ねて若い頃とは違う感性でもう一度読みたくなりました。何か、楽しみが出来ました(*´▽`*)
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少女ではなく女子マンガについてのあれこれ。主人公たちをおもしろい、たくましい、ハマる、老いた、幸せな等と分類し参考に漫画の一場面を載せるなどしてとてもわかりやすく解説。女子漫画の主人公たちを論じつつ、現代の女性の求めるかたち在り方を論じているようで興味深かった。
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著者が女子マンガに出てくる様々な女たちの生き方を考察し、私たちに色んな女としての生き方の可能性を話してくれる本!
胸キュンだけの楽しさじゃなくて、色んな葛藤や将来の不安もありながら力強く生きる姿を描く女子マンガは多くの勇気をもらえるなと改めて思った!
特に印象に残ったのは、ただの女編で紹介される「淀川ベルトコンベア・ガール」の一節。
さみしいのは、他人との繋がりが弱くなってるときじゃなくて、ほんとは、自分とうまく繋がっていないときなんだ。自分がしたいこと 自分が楽しいこと それを他人に求めたら やっぱり底なし沼 穴のあいた財布のまま もっと自分にかまけなあかん。
恋人がいる人や楽しそうに話す人たちを見て、今の自分を否定して他人の世界を夢見てしまうけど、地味で何もないと思ってしまう自分の世界と向き合うことが本当に心を救ってくれる希望になるのかなって思った。
寂しさや家庭の呪縛から逃れるために今の自分を全否定する方法しか知らなかったけど、全否定しなくても自分らしい幸せは今の自分の世界にもあるはずだし、地味でも誰かの特別でなくてもいいんだって思えた言葉でした!