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ハッピーバースデーを借りた勢いで、ハートボイスも借りてみました。
主人公の純生は、小1の時に担任の心ない指導により不登校に。
受験だけを目標に生きてきた純生のココロの声は、母にも担任にも届かず…
その後のエピソードはかなり盛りだくさんです。
純生が心を取り戻す…っていうのかな、
苦しむ人たちの心の叫び=ハートボイスをキャッチできるようになり
たくさんの出会いや経験を積んでいくのですが、
そこがまた感動で泣けてしまいます。
ただ、この本もお母さんが子供のことを理解していない、
先生も子供を理解していない、という設定なのが
子を持つ母としてさみしい限り…
こんな本ばっかり読んで、かえって大人を信じられなくならないかしら、と
少々不安になり、この本はおにいにとりたててすすめませんでした。
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青木さんのシリーズの中では、一番最初の作品。
最初はバリアーを強く張り巡らしていた純生が、どんどん色々なことを学んでいく。その過程にあるエピソードや心の動き、そういったものがとても眩しい。
最後にたくさんの人達が自分の翼を手にする。私にもあるだろうか?私だけの翼は。
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2001.5.7
校長先生いい人!校長先生の話、すごく泣けた。最後はハッピーエンドですごくよかった。作者はすごい人だ!いい本だ!
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昔読んだ本の再読。ハッピーバースデーと同じ作者だったから、読み漁ってたなぁ…と懐かしくて借りた。あの頃と違う感想を持つんだろな〜。
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自分が小学生だった時にも読んで、それから約10年くらい??やっぱり当時と見る視点が違って、立ちあがろうとする子どもをとりまく大人に目が行った。
人権週間に合わせて目を通したものの中の1冊。子どもの権利条約が出てきたり、「人として…」という文言が何度も出てくること、主人公たちが小学校の高学年~中学生であることから、小学校の高学年の子が分かりやすく、また身近に人権を考える材料になるかな、と思った。
子どもの時に辛かった気持ちや記憶は大人になると、忙しさや何かに紛れて忘れてしまいがちだろう。でも、それを忘れてしまうと、子どもの辛さを分かってやれなかったり、大人の都合で子どもを追いこんでしまったりするんだろうと思う。「大人」の目線でなく、「人間として…」を念頭に置いて考えながら読みたい本。
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小学生の頃に好きだった本。
『ハッピーバースデー』から青木和雄さんの本を読み始めたのですが,これが一番好きだったなぁ。