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主人公は工場勤務の作業員。自宅の社員寮の隣の部屋で深夜に不審な音が、、
技能実習生の中国人が
お風呂場で何かを解体している。
作者の今回の社会的テーマである技能実習生の問題は最近になりクローズアップされてきた。
読みやすかったが正直最後の展開は物足りなく感じたし
テーマも深掘ってもよかったかなぁ。
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初めての中山七里さん。
面白く、展開が気になり一気読みでした。
ただ、どーしても文章が合わず。キャラクターの中身、全員オッサンな気がしました。
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中山七里さん、初読みです。
序盤はグイグイ惹き付けられたけど、中盤あたりから後ろめたい過去を持つ主人公と警察とのやりとりがまどろっこしくて失速...
ストーリーも登場人物の設定も全然悪くないのに何故かスッキリ感なし。
映像化されている作品も多い作家さんなので、他のも読んでみようとは思う。
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中山七里さんの作品は、『護られなかった者たちへ』を読んだ以来でした。
護られなかった者たちへのどんでん返しを10としたら、今回は5ぐらいのイメージです。
もっともっと最後が面白いと思って期待しすぎてしまいました。
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王道ホラーミステリー!
中身はとても読みやすくわかりやすいからミステリーとかホラーに慣れてない人でもオススメ出来そう。
読み始めると読む手が止まらなくなる
ただ予想できたところも含めてこの評価
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勇気を振り絞って『忌怪島/きかいじま』を観に行った後、内藤さんの花嫁人形がおぞましいヤツを読んで、さらには「ぎりっ、ぎりっ」「ざああああっ」なんて帯に描かれている中山さんのこれも読んで、何が楽しゅうて私の毎日ホラー漬けなのか。
各章にタイトルが付いているため、隣室にまつわる短編集なのかと思っていたら、長編でした。ホラー慣れしてしまったのか、五感からは震え上がりません(笑)。
でも中山さんの話には、外国人技能実習生の話だとか戸籍を買う話だとか、前科者は更生しようにも就職が厳しい話だとか、社会背景が反映されていて、どことなく重い。とはいえ、気楽に読める作品です。
何を読んでも“御子柴弁護士”シリーズの面白さには敵わないけれど。
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自分の好みはこういう残酷ホラー系なのでかなり楽しんで読むことができた。物語のあらすじはタイトルのまんまで、お隣さんが殺人鬼だったら?というもの。
読んでいて憎い演出だなとおもったのが、主人公の住むアパートの壁が薄いという点。犯人が遺体を解体する音が夜な夜な壁越しに聞こえる、という状況はかなり怖い。僕ならソッコーで引っ越す。
「面白い」にはさまざまなタイプがあって、本作は「ハラハラする」面白さが魅力的だとおもう。恋人が殺人鬼に狙われているという設定もハラハラするし、さらに主人公には隠し事がありそれが警察や恋人にバレそうになる展開も緊張感があって非常によかった。思わず「なんでそんな行動すんだよ!」ってツッコミたくなるシーンもあったけど、でもそれがいい。
ラストの展開はわりと王道展開だったけど、とにかくいろんな意味で映像映えしそうな作品だなとおもった。
というわけで☆5つ。
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外国人技能実習生の奇妙な行動に疑問に思った独身寮の隣人が繰り広げるストーリー。
読み終わって、弱い人間にはますます悪循環の連鎖が押し寄せるんだと強く感じた。
母国から覚悟を持って来日した技能実習生には、一層気遣ってあげなければならないと思う。
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ふと、隣人の徐浩然が死体を解体する姿を妄想するが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。(e-honより)
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アパートで夜中に隣から響く何かを切り裂くような音に悩まされる神足。連続バラバラ事件が発生し隣に容疑を向けることになるが...
神足の過去と犯した罪
中国人の余の正体
一度でも犯罪を犯し刑期を努めても許されない社会の風潮
様々な事情や立場の人が働き、コミュニティが作られることで分断される人間関係
犯罪者の心理は分かっても共感はしたくないという葛城刑事の言葉は、普通に生きることの難しさを感じる一言のようにも感じました。
最後の展開はかなり残念に捉えました。
ハッピーエンドで終わる小説ばかりだと、つまらないのも事実なのですが。
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どんでん返しの帝王・中山七里 だからこそ
今回はどう仰天させてくれるのかワクワクしながら読んでいたんだけど
思ったよりも淡白で、盛り上がりにかけたもんで…
「 おいおい中山さんよぉ…今回はなんだか弱くねえですか?? 」
って思ってたんです、全然そんなことありませんでした、最高でした。
正直結末も読めるし、もしかしたら…って思う点もあるんだけど
それさえも覆るんじゃないか?って思って読んでるんで最後は良い読後感でした。
だって登場人物片手で数えられる人数よ?
それでこれは大満足じゃないですかね。
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手軽にサスペンスのハラハラ感と期待を裏切る展開を楽しみたいときにちょうど良い。登場人物が少ないため人物把握のハードルが低い。そして全員を疑って読みたくなる仕掛けが散りばめられているので、手軽に展開予想も楽しむことができる。サクサク読むことができ、気持ちが良かった。
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とても面白かった。暑いこの夏にピッタリのホラーサスペンス。シリアルキラーの話なのに読後感がとてもスッキリ。
展開が読めるとこもあるが、所々どんでん返しもあり、中山七里さんの小説は非常に面白い。
登場人物が好感がもてる。もてなくても個性的でいい。
こんな隣人いたら絶対に嫌だ……
ミステリーだが、ある意味ブラックコメディとしても読める。
映画化したら面白いんじゃないかと思う。
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一気読み。隣人がシリアルキラーではないかという不安を抱えながらなかなか進展せず、その間主人公の男の過去が徐々に明かされていく。後半二転三転しながらすごくきれいに展開していって、さらーっした読了感。
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隣の部屋から夜な夜な聞こえてくる不気味な音。まるで死体を解体する様な… 同時期に周辺でバラバラとなった死体が連続して発見される。もしかして、隣に住んでいるのは連続殺人犯?次に狙われるのは自分、さらには恋人かもしれない… ドキドキハラハラの展開が続く。
ナツイチで目に留めた作品。隣に殺人犯が住んでいるかもというハラハラ感だけではなく、自分の抱える秘密が露見するのではという緊張や葛藤も、ドキドキハラハラの一因となり面白い。刑事の葛城と同僚の矢口が良い役だった。ナツイチの小冊子に載っていた感想に、「どんでん返し」とあり、最後の展開が予想できてしまったのは残念だった。