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目と耳が不自由な女性勿論話すことも出来ない障害のある女性を地下4階からドローンを使ってどの様に救出するか?「無理だと思ったら、そこが限界」の言葉はなかなか含蓄のある言葉だ。緊迫した場面の連続で夢中になって読了。
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アリアドネの名前を持つ、災害救助活動の中でも特に遭難者の発見に注力した機体のドローンで地下に閉じ込められた、見えない聴こえない話せない女性を助けることが出来るのか。
もちろん一筋縄でいくわけもなく、何度もドキドキさせられます。途中で湧きあがった疑惑、ラストシーンが素晴らしかったです。
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本当に面白かった…。これからどうするの?どうやってこの困難を乗り越えるの?本当に助かるの?と、ずっとハラハラしていました。災害救助のお話というだけでなく、人間の本質的なお話もあって本当に読んで良かった!
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設定ありきで書かれたため、展開が都合良すぎる。それを上回る筆力があればハラハラドキドキするのだろうけど人物描写も浅く、ドローンの説明も多くて物語に入り込めず。ラストは良かっただけに残念でした。
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幼い日に兄を水難事故で亡くした主人公が、亡くなった兄の残した言葉と、あの時ドローンがあれば兄を救えたという思いを胸に、ドローンの操縦教官となる。
入社した会社は救助用のドローンを開発した会社で最先端のドローンを操縦できる主人公はある日、地下5層にもなる、近未来的な施設の地上イベントで活断層による地震が発生する。
地面に亀裂が走り、地下層にも大きな被害が発生。地下水も漏れて、溢れ、地下シェルターが地下3層にあるのですが、地下5層目〜地下3層目まで水が浸水するまでタイムリミットは約6時間。
それまでに、3層以下にいる要救助者をシェルターに誘導しなければならないのですが、その要救助者はなんと目は見えない、耳は聞こえないという重度障害者。
本作品は救助用のドローンを主人公が操縦して要救助者を救出するミッションを抱えたミステリーです。
まず、驚いたのは、ドローン、災害、重度障害者でミステリーが成り立っているところが凄いなと思いました。
私が本作から感じたのは「先入観」です。
ミステリーなのでネタバレは避けたいところ、ミステリーを読むときって、読みながら、大体何らかの違和感と先入観を抱くものだと思うんですが、本作もその先入観こそがキーワードになっていると思います。
これは私も自分自身で思ったのですが、私自身も結構先入観を持っているなと。
これはこうあるべきだとか、あれはあああるべきだとあまり決めつけることはないと思っていたのですが、結構決めつけて生きてるんだなぁと思いました。
また、主人公を縛る亡き兄の言葉から一瞬、某有名バスケ漫画の「諦めたらそこで試合終了ですよ」が出てきたのですが、安西先生の言葉の意味は決して、「無理だと思ったら試合終了」という意味ではないということ。
この意味を確かめてみたいと思われた方は是非、本作品を読んで欲しいなと思います。
おそらく、この意味、わかっていただけるかと思います。
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カメラが壊れた時点で入れ替わりなど叙述的トリックが想像できたがこの結末は予想外だった。
いや、あの子が迷子になった段階で気づくことはできたのだろうがまさかそんな方法で救出してたとは思わんだろ普通。
読み終わった後の感想はひたすら「善」であり、同じようにSNS界隈でバズった『方舟』とは衝撃の度合いは似ているがベクトルが真逆の作品である。
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ずっと気になっていた作品だったのでとても期待している状態で読み始めたのですが、、、
その期待を裏切らない作品でした!
また障害に対しての考え方も変わり、ただの脱出劇ではなく様々な意味のある1冊でした。
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読んでよかった。単純な話だけど最後でざわっとした。映画のように映像が見える感じをちょっと嫌だなと思いつつ読み進めていたつもりが、あー私は何を見ていたんだと。感動しました
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『想像の限界を超えるどんでん返し』が気になり手に取りました。
「見えない、聞こえない、話せない」の三つの障害を抱えた中川博美が巨大地震で地下にたった一人取り残されてしまう、そこに主人公の高木が災害救済ドローンを使って救助に向かう、次々とハプニングが起こる中で…どうする?もう無理?いや『無理だと思ったら、そこが限界だ』必ず助けてみせる…。
高木は幼い頃に自分の弱さが原因で兄を助けられなかったことをずっと後悔している。兄の口癖『無理だと思ったら、そこが限界』の遺志を継いで…。文中に何度もこの言葉が出てくるのですがその言葉にもどんでん返しがあったのかなぁ〜なんて後々思いました。
このストーリーで起きたどんでん返しは、サスペンス的かと思いきやステキなどんでん返しでした。
最後はうるっとさせられました。
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映画化しても面白そうだと思います。
結末は想像できなかったです。なるほど!だからか!と思いました。
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泣いた。大感動。映像化期待!!ちょうど2時間くらいになりそう。見せ場もたくさんあるし! ハリウッド映画にも向いているような!
上苙丞のシリーズのような派手な登場人物や理屈っぽい感じはない違う作風に、いい意味で裏切られました。手に汗握る救出劇を熱く読める。若干のミステリ要素も好き
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よくもこんな設定思いつくよな
障害にも関わらず、導かれる方も相当レベル高い
ラストでぐりんってひっくり返された
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ミステリを全面に打ち出すというよりは、災害救助のハラハラと要救助者の特殊性と困難さにやきもきしつつ、どうなるの?どうなるの?といった気持ちでページを捲らせる小説という感じ。
でも著書が井上真偽なので、そこはやはりいろいろな仕掛けがしてあり、ミステリと言えなくもない。
面白かったけど、もう少し重厚感というか、言葉の重みだったり、障がい者を扱うのであればそこの掘り下げがあっても良かったかなと思う。
設定は良かったので映像化向きかも。2時間ドラマとか丁度よいのではないでしょうか。
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Amazonの紹介より
巨大地震発生。地下に取り残された女性は、目が見えず、耳も聞こえない。光も音も届かない絶対的迷宮。生還不能まで6時間。想像の限界を超えるどんでん返し。
救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。
崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。
ドローンを使って救出する物語にどんでん返し⁉︎と思いましたが、「なるほど、そうきたか」と思わせるくらい、途中途中の何気ない行動が、後に響いていき、ラストの展開に納得感と衝撃が走りました。
大地震が発生し、地下五階にいる中川博美を救出するということで、上の階では火災、下の階では浸水という絶体絶命のピンチ。この状況、どこかの作品(⚪︎舟?)で読んだ感はあったのですが、こちらの主役はドローンです。
ドローンを使って安全なシェルターへと導かせていく展開に、個人的ですが、今まで知っていたドローンがいつの間にか成長していたことに驚きでした。
所々、ご都合主義といいましょうか、偶然すぎない?と思う出来事が頭の中でチラつきました。ですが、そこは気にせず、成功したり失敗したりと一筋縄ではいかない救出劇に、読んでいるこちらまで緊張感が伝わり、ハラハラ・ドキドキしながら手に汗握りました。
救出していく中で垣間見えてくる主人公の昔との葛藤。何がなんでも救出しようと奮闘する姿に何度も応援したくなりました。同時にドローンの将来性や偉大さを感じた作品でもありました。
そんな奮闘劇・救出劇の裏で、蠢く疑惑。果たして、中川博美とは本当に「アイドル」なのか?
ミステリー要素もあって、色々推理する楽しみ方もできました。博美の違和感ある行動が、のちに大きな影響を与えていて、伏線回収の楽しみ方もできて面白かったです。
深掘りすると、色んなことが回収されていないように思いましたが、とりあえずは博美の救出劇は解決されるので良かったなと思いました。
別の作品「⚪︎舟」を読んだせいか、バッドエンドも覚悟しないといけないなと思いつつ、果たして救出できたのか?
それだけでなく、もう一人の存在もわかって、読み応えのある作品でした。
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おもしろい
映画化しそうな感じのストーリー
どんでん返しというか、そうだったのね!という感じ。結末が分かった上でもう一度読みたくなる