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結婚しても、人はやっぱり一人だと思う
干渉しない、期待しない
一緒に住むためには必要なこと
でも、自分がそう思っていても
相手が同じ考え方でないとうまくいかない
著者の家庭は同じ価値観だからうまくいってるのかな
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夫婦といえども「話せばわかる」は幻想であり、わかり合えないと諦めたところから始まるのが、真の人間関係である。これは夫婦に限らず、親子でも友達でも同様である。
そういうわけで、深いコミュニケーションを取らないように努めてきた。
確かに…納得はするけど、実行するのは難しい。
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NHKアナウンサーを経て
フリーとなる
その後、様々な分野で活躍する著者
80代の女性
私より年上なのに
考えが新しく、なるほど!と納得
「結婚式は嫌いでなるべく参列したくない」に
えっ!!そうなの?何だか寂しいと思ったが
お葬式は参列する
の理由を読んだ時に
この方は自分の考えがきちんとあり
優しい部分があると感じた
夫は夫
私は私
母の時間が多く
個を持つことにやや罪悪感
この本を読んで個をもって良いのだと思った
なかなか諸事情で1人時間が難しく
1人外出は厳しい
だからこそ私の好きな読書時間を積極的にとる
それでいいと思えた
1日15分なにもしない個の時間もうけてみる
結婚の数だけ夫婦の形があって良い
それは夫婦だけでなく
友人、恋人、親子どの関係でもいえるのかも
個あっての関係
相手に期待ばかりの関係はいつかひびが入る
自分も大切にしよう
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適齢期なんてない好きなときにしろ。
籍は入れていても相手の仕事については知らない。
不倫も恋愛も個人の問題。
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上野千鶴子さんの「女ぎらい」を読んで、関連本として読みました。こんな本を携えていたら夫が気を悪くするかな、とか思ったけど(笑)。
女である前に一人の人間であること、「娘」「妻」「母」と言った役割を生きるのではなく、「個人」として生きることを選んだ著者。本書を読んで、「個人を尊重する」ということが本当によく理解できました。日本は個人より集団・家族・組織・国家を大事にし、個人をないがしろにしがち。個人の尊重とか個性重視というと、秩序が乱れるとか集団・家族のまとまりがなくなるなどと言う人もいる。しかし個人を尊重することこそが、よりよい社会を築くことになるのだということが腑に落ちる内容でした。
私自身は、「私とは何か」などと考えることもせず、社会の圧力に屈して?20代後半で「やばい、結婚しなきゃ」と焦って結婚し、女として、妻として、母として生きてきた(←大げさ)。しかし、団塊世代の母から、「一人でも生きていけるようになりなさい」と小さい頃から言われ続けていたので、結婚した後も仕事だけは手放すまいと思っていた。夫とは対等な個人同士であり、母となっても私は「私」である。「妻であること・母であること」と「私という一人の人間であること」は両立できると思う。「母にとってよき娘であること」も、手放したくない。私は下重暁子さんよりももっと欲張りなのかもしれないと思った。
すべてを手に入れることは本当に難しい。でも、どれか一つを選ぶとしたら、やはり私は「母であること」を選ぶと思う。
しかし下重暁子さん、80を過ぎても文筆活動を続け、自分を見失わず、凛として生きる、人として本当に尊敬できると思いました。