投稿元:
レビューを見る
【今をときめく作家たちの、キレの良い短篇を一冊に】日本文藝家協会が選ぶ短篇傑作選。AI、リモート、宇宙探索、家族の不和、孤独死、LGBTQなど現代のテーマに人気作家が挑む。
投稿元:
レビューを見る
君嶋彼方「走れ茜色」 が好きでした
初めて短篇集を買ったけれど、休日出かけるポッケに
忍ばせて、待ち時間で1篇読めちゃったりするから、
お得感ありますね。
投稿元:
レビューを見る
全ての短編が面白かった。ジャンルもバラバラで読み応えがあった。
『ビーチで海に齧られて』
グロテスクでファンシーな世界観が、テンポの良い青年の若い語り口で進んでいく、不思議で怖い。
自然の積極さや大きさに比して、語り手の小さく受け身な姿勢に、自然への人間の無力さを感じてしまった。
『走れ茜色』
ジュブナイル恋愛小説で友情小説で、とても好きだった。
『一角獣の背に乗って』が好きだった。
明らかなセックスワークのメタファーが満載だった。
怒りと反抗、逃避の小説。とても好き。好き嫌いで消費してはならないが。