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いつもと違う原田マハさん。
ノワール小説とは…初めてのジャンルかもしれない。
人の心の黒い部分を深く描いているような、浅くなぞっているような読後感。
6つの短編集、それぞれ結論がよくわからない終わり方。
短編だから、それもアリなのかもしれないけれど、
私的には中途半端感がぬぐいきれない感覚でした。
原田マハさん上級者には面白い作品なのかも…ですが、初心者には難しい題材かもしれません。
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マハさん初のノワール小説!
最初から、なかなかの性描写が!!!
ほっこりマハさん好きな方は、とーっても驚かれると思います。
マハさんの『異邦人』が好きな人はハマるのでは?ちなみにわたしは、マハさんの『異邦人』が纏う妖艶な雰囲気が大好きなので、嫌悪感など抱かずにするすると読めちゃいました。
アート関連の『キアーラ』と『オフィーリア』がよかったかな。
やっぱりアート関連の方は、実際の絵とかエピソードとか調べちゃいますね。
おかげで読後は知識が増えて、お得な気持ちになります。
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※
絵画や彫刻などの芸術品に心を奪われ、
歪んだ欲望や身勝手な願望が暴走し破滅に
向かって進む物語。
美しい芸術の裏にのたうって蠢く闇、
黒いです。
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原田マハさんの多才ぶりには脱帽。アートへの愛と造詣の深さが伝わってきて、こちらもワクワクと芸術の世界に引き込まれた。さすがの文章力で、1話1話テイストも雰囲気も違っていて、チョコレートの詰め合わせ箱から一つ一つ丁寧に選んで味わっているような感覚も楽しかった。個人的には"指"
が好きだったなぁ。芸術とエロスって通ずるものがありそう。禁忌って人を惹きつけるよね。そんな禁忌が詰まった一冊であった。初原田マハさん、別の作品も読んでみたい。
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著者の本を初めて読んだ。アートを絡めて生々しい欲望を描いた暗く重たい内容で、中でも、「オフィーリア」は特に印象的だった。ノワール小説ということで覚悟して読み進めたが、短編集なのであっという間に読了しその後はそこまで暗い気持ちが引きずられなかったのが絶妙だった。
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原田マハさん初のノワール小説集。
今まで小説とは系統が異なり、かなり生々しかったが、一つの「芸術」「アート」と思えるような作品ではあった。
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原田マハさんの美術に関する言葉と、文学的か文章が大好き。
本書は、事前の下調べも内容も知らずに読み始めるが、おもしろい。エロティッシュでそして絵が頭に浮かぶ。楽しみ。
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かなり官能的な短編集。
好き嫌い、賛否、ありそう。
そのアートを知っていたら、好きなら、自分の感覚との差異に戸惑ったり。
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違う、とは知っていたけれど本当に今までの原田マハさんの作品とは全く違います
表があれば裏もあるし
光があるなら影も存在する
光の部分が多かったマハさんだから、それが好きな人には合わないかもしれない
私は新たな一面を知って、またマハさんの作品読みたいかも!と思えました
ゾクゾクしますね
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新たなマハさんの雰囲気が纏う作品集。
個人的には同郷の写真家土門拳さんがフィーチャーされてて嬉しかった。
写真をしてる人は自然と構図線の比率が身に付いている人は多いと思うのですが、土門拳記念館ではどこで写真を撮ってもカッコよく写真が撮れます。
配置、設計がすごい。
オフィーリアが良かった。芥川龍之介の「地獄変」をベースに創作されてあるとの事。
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著者初の「ノワール小説集」ね…
まぁ確かに内容はそうなんだけど、期待した感じではなかったな。
向日葵奇譚がいちばんマハさんらしかったかな。
いろんな物を書いてみたいのもわからなくは無いけど、マハさんにこういう作品は求めてないのよねーw
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私が読んだ事あるマハさんの作品とは異なる。短編集で、「思ってたのと違うな」と思いつつも、あっという間に読み終えました。
パッパッパと画面が切り替わる感じ。
それぞれ「ぱっつん」な終わり方なのですが嫌いではないです。
タイトルにある「黒い」感じはあるな。
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原田マハさん、初のノワール集と聞いて読むかどうか迷いましたがご縁あって読了。
禁断の書という紹介文の通り、出だしからかなりディープな秘め事に満ち溢れた6編でした。
あたたかほっこりなマハさん作品しか読んだことがなかったのでびっくりしましたが、個人的には読む手が止まらなくなりあっという間に読了できました。
ダーキーなんだけど、なんでだろう。読みやすくて後に引く感じじゃないんです。
読後感が不思議とさっぱりで、また時間を置いて読み返したくなる1冊です。
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ノアール小説? 原田マハのイメージと全く違う、血、セックス、綺談・・・。 六遍の短編集。
それなりの味わいを持ったものも、あると言えばある。黒い世界へのチャレンジか?
でもチョット・・。
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美術品をモチーフにしたエロティックで仄暗いオムニバス作品集。
闇の芸術鑑賞といった感じの作品。読者である私が美術史に浅学なため細かなネタが拾いきれなかった。もっと詳しい方ならそれなりに楽しめるのかも。