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どの短編も素敵。前作もより好きになるし、登場人物たちがより解像度が増して、一層愛おしいくなった。
相変わらず言葉の使い方が丁寧で、男と女、結婚制度、愛のあり方、考えさせられることばかり。
自分の人生の手綱は自分で握る、離さない。
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汝、星の如く
それぞれ生きている人生があの夜の涙に戻って行くような読後感
本編をもう一度読みたくなりました
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更にこの物語を堪能したいなら、前作「汝、星のごとく」を再読してほしい。そうでなくても本当に素敵な物語の世界を又みせてくれた凪良ゆうさんはすごい!北原先生の過去と年を重ねる北原夫妻やその周りの家族が知れた…と感慨深い気持ちになる。編集者の努力と情熱が、櫂達の生きた証を作りあげてくれた。一気読みだよ、この物語は。最高!
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『汝、星のごとく』のスピンオフ3編、編集者2人の奮闘を描くどのお話もわくわくドキドキのお話です。前作以上の感動の連続、『汝、星のごとく』のファンなら絶対におすすめです。
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文学書評
読書レベル 初級〜中級
ボリューム 285頁
ストーリー ★★★★★★!
読みやすさ ★★★★★
ハマリ度 ★★★★★
世界観 ★★★★★★!
知識・教養 ★★★★★
読後の余韻 ★★★★★★!
一言感想:
「汝、星のごとく」が大好きな方にオススメの作品です!
※本編「汝、星のごとく」を読んでから、こちらの続編を読んだ方が良いです
人にオススメしたい本No.1の作品です(Myランキング2023)。もちろん、「汝、星のごとく」とセットで!
凪良ゆう先生の描く本作品の物語は、登場人物が本当に個性的で魅力的な事に加えて、人間の感情の描き方が透き通っています、ほんとに。良いところも悪いところも憎いところも悲しいところも、読者である私は素直に受け止めることができてしまう。だからこそ、物語の世界に入り込みやすく、感情が揺さぶられました。
このような作品に出会えるので読書はやめられません。素晴らしい著書との出会いに感謝です。
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文庫本の方が荷物にならないし手軽に読めるんだけど、
やっぱり私は単行本の方が好きだ。
美しい装丁に読むことの幸福感が増す。
この本を手に取って改めてそう感じた。
曖昧な記憶をたどりたどり読み進めたけど
なんて素敵なんだろう。
人にはいろんな背景がある。
とても良かった。
前作をもう一度読みたくなった。
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2023/11/08リクエスト 12
『汝、星のごとく』を未読のため、読んでから、またこちらも読もうかと思う。
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#星を編む #読了
またこの物語に浸ることできて幸せな読書時間だった。
たとえ順風満帆でない人生であったとしても、
より一層、『汝、星のごとく』の登場人物たちを愛おしく、羨ましく、憧れてしまった。
#凪良ゆう
#読書
#読書感想文
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中編3本すべて待ち切れずに小説現代で読みました。
「汝、星のごとく」から続くヒリヒリ感。
「春に翔ぶ」もやっぱり魂が削られる感じで、シンドイ、、、だけどその先が知りたくてどんどんページが進む。「星を編む」も本が出来上がるまでのあれやこれやがハードモード。「波を渡る」でゆっくり着地出来ました。
「汝、星のごとく」を読んでから、どっぷり沼にハマっていたので、終わってしまって嬉しいけど淋しい。
必読!2冊で一つの物語です!
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人との関係はそれぞれ。
前作を裏切らない、こうなってよかったと思える作品。
相手を大切に想うがゆえのすれ違いなど、もどかしさとあたたかさを感じた。
心に染みる言葉が多すぎて、うまくまとめられないけれど…
『与えられる「恵み」が、きみの望む「恵み」だとは限りません』
『喧嘩なんて時間と労力の無駄。いやな気分になるだけで、何も得るものがない。ただでさえ忙しくて疲れがたまるんだから、家ではリラックスできる場にしようね。』
理解しあえていたと思っていたり、完璧だと見えていたとしても永遠はないし、いい意味でも悪い意味でも人は変わる。
セックスレスについて…
『離婚の理由になる。』『夫婦間でもレイプは成立する。』『パートナーへの虐待』など、言葉にすると納得できるものばかり。
最後に…
『血縁関係でなくとも、家族でなくとも、わたしたちにとって《つながる》とは…』
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『汝、星のごとく』は、この作品を読んでこそ完成すると思う!
汝で謎だった部分にはこんなお話があってこんな思いがあったということ、そしてこれからも続いていく暁海たちの人生の行方。
汝ファンなら間違いなく、これを読みたかった!と思える作品。
北原先生の話は、『汝〜』で書いてしまうと暁海と櫂の話なのに焦点がぶれてしまう、ということで描かれなかったらしく、当時から編集者さんはこの本を出すことを画策されていたみたい。
凪良さん自身は続編を書くことに抵抗があったようだけど、本当にいい作品になっていると思います!
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読み返してから読めばよかったなと思うほどうっすらとした記憶で、読み進めるうちにそうだったそうだったが多かった。あのまま完結でもよかったような気もするし、こうしてスピンオフという形で北原先生やみんなに会えたのはよかったような気もするし少し複雑だったけど、やはり凪良さんの描く言葉たちは攻撃的なような救いでもあるようなそのちょうどいい狭間で読み手もドキドキしながらブッ刺さる
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暁海と櫂を支えた北原先生の秘められた過去、櫂の理解者で在り続けた植木&二階堂の後日譚、さらに暁海本人と北村先生視点で描かれる後日譚、計3つの中編からなる「汝、星のごとく」のスピンオフ。スピンオフと称したものの、3つ目は実質続編といえるもの。
脇役の過去、未来にスポットライトを当てて、前作のストーリーを補完し、彼らのその後を描いてきちんと幕を下ろしてくれました。完成度が高かった前作の続きを書くとなると、蛇足になり得るリスクもあったでしょうが、今作があって「汝、星のごとく」が仕上がったんだなと感じる素晴らしい内容でした。
個人的にその仕上がりを成立させたのは、骨太な人物描写にあると感じてます。背景を掘り下げてもそれに耐えうるだけの強度と魅力が人物にあったからこそかなと。個人的には北原先生の話が気に入ってます。前作では男女間の修羅場にも動じない姿で櫂に一目置かれた彼でしたが、あんな過去を経験していれば肝も据わるよね、と納得。
そして、ところどころで目を引く言葉の数々。主要人物たちも人生の折り返し地点を過ぎた年齢だからでしょうか、含蓄のある表現が所々を飾ってました。人生の酸いも甘いも経験した彼らが語るものだから、説得力も相まって印象深かったです。
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さすが凪良ゆう!
最初から「星を編む」ありきの「汝、星の如く」だったのでしょうか?
「汝、星の如く」を読んでから暫く経っているので再読したくなりました。
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櫂と暁海の物語が、思い出すだけでも泣けてくるくらい本当に良かったので、期待し過ぎないように、でも期待して読み始めました。
そして読み終えて、期待以上でした。
はじめの北原先生の物語。
お金のある無しに関わらず、親に翻弄される人達。ここまでではないにしろ人の子ならば、どうしても翻弄されずにはいられない気持ち、分かるような気がします。凄く苦しくて辛くて、時々北原先生の怒りみたいなものを感じました。この北原先生の物語があっての「汝、星のごとく」かと思うと凪良ゆうさんの偉大さを感じました。
二つ目の二人の編集者の物語。
同じように仕事に情熱を持ち、成果を上げる男女の対比が興味深かった。一方は専業主婦に支えられ子供も二人いる。一方は、結婚はしたものの子供もが欲しいと離婚される。若干女性の生き辛さを強めに感じたが、誰を責めるでもなく、色んな立場の人が望むように生きているって思った。
三つ目、最後の物語。
最高でした!
他人基準じゃなく自分基準で生きる人達。その中心に北原先生。一見、自分を投げ出し他人の犠牲になっているだけのように思えたのに…。
一気に読み、読み終えてホッとしました。