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前半は期待はずれ。後半、特に最後の話は恐ろしかった…
人間の、絶対に自分が知り得ない「他人の本心」がぞわり。
ただ全体的にもっと「人間の怖さ」を出してほしかったな、というのはある。
楽しみにしていた分、前半はこんなものか…と落胆してしまった。
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おもしろかった!!一気に読み終わった〜こういう精神的にくるホラー?好きやなあ
最後に絶対、うわっ!ってならされる笑
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5つの独立した話の短編集。
世にも奇妙な物語みたい。
一話目、生真面目な夫と美しい夫婦愛
二話目、プールの水道代ってそんな高いの?
三話目、お隣さんは電気泥棒
四話目、映画監督の殺人隠蔽
五話目、頭のおかしい元カレ
解説もよかった。腑に落ちた。
売却。
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文庫化待ってた。
どの話も、ラストにかけて足元が抜けるような不安な気持ちになる。
「忘却」はオチが読めてしまうところが逆に絶望感すごくてよかった。
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やっぱバレるんだよ
明日から気をつけよっ!
...と簡単に済まない問題を誰もが日常で抱えてる
その場しのぎの嘘でさらに自分を縛って離さない
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短編でスイスイ、読みやすい
自分のミスを隠そうとするところ、人間くさい描写多くて好きだけどハラハラしすぎて心臓に悪い笑
悪いことはするもんじゃない、正直が1番
これを学びました
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帯のキャッチコピーに惹かれて読んでみた。
最恐ミステリと言われているけど、最恐でもないかなぁ…。
人間の心の闇の深さというか、表では決して出ない、誰でも抱えているであろう仄暗さが表現されてて内容自体は面白かった。
どんでん返し的な、意表を突かれた結末ではなかったけど、読後のじんわり気持ち悪い感じはしっかりある。
特にミモザの結末は秀逸だった。
人間怖っ、と思わされる。
そういう人間いるよね。
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短編集で読みやすい。
ミステリーというより、日常に潜む、誰にでも起こりうる恐怖といった感じだった。
物語に緩急がついていて、ハラハラドキドキさせられる。ジェットコースターに乗っている気分
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誰にでも起こりそうな話しで人間の怖さが十分味わえる作品。ゾクッと鳥肌が立つ!特に「埋め合わせ」「忘却」は素晴らしい。
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「許されようとは」が良かったので、読んでみました。悪い夢の中でずっともがいているような、そして自分にも起こりえそうななんとも言えない気持ち悪さが最高でした。
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秘密が露見することを恐れる人々のもがき苦しむ様子を垣間見るオムニバス。
はたから見れば滑稽だけど当人の立場になってみれば胃の底がざわざわするような厭な心持がたまらない場面ばかり集めてある。描写が丁寧でグイグイと当人の立場になって厭な感じを味わえるので怖いもの見たさ癖がある人にうってつけ。
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作者の書く後味の悪いミステリーが大好きなのでこちらも読んでみた。
期待通り過ぎて一瞬で読んでしまっていい意味で物足りない気持ちになった。
とんでもないミスではない、でも人にはいいたくない罪って割とどの辺にでもあって、隠し始めると嘘がどんどん広がって最後にはもう引けない、みたいな。
血の気が引いて足先が冷えていくような緊張感がたまらなかったです。
すべて読んでからタイトルの意味を振り返るとなんだかぞっとした。
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芦沢さんは初めて読ませていただきました。削る場面からのスタートは、削る同士の救い合いを会話の中で成立させる状況を作るのが秀逸だと感じた。
どの短編も罪悪感を自認して他人に不利益をもたらす行動を起こす。罪を犯す行為を表現する一つに「手を染める」がある。罪滅ぼしをするときは、「足を洗う」である。では、染まった手の汚れはどこで拭こうか?そんな悩みがもたらす不幸がこの一冊に込められていると思いました。
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芦沢さん作品のよさの一つとして、登場人物たちがピンチな状況にじわじわと追い込まれていく感じがとてもいい。本作では登場人物たちがかわいそうなくらい窮地に立たされ、読んでいるこっちまでハラハラさせられた。
特によかったのは、とある小学校の先生がプールの水を誤って排水してしまって、このままだとめちゃくちゃ水道料金かかるやんどうしよう!となる作品がよかった。
確か実際にそんなニュースがあったのでそこから着想を得たのだろうけど、主人公がなんとかして自分のミスをなかったことにしようと奔走する様が面白い。オチも予想外のものでとてもよかった。
本作は短編集で一作一作のクオリティが高く、非常に楽しめて読めた。だけど優等生作品が多いものの、自分の想像をこえるようなぶっとんだ作品だったり、ものすごく感情移入できるような作品がなかったのがすこし残念。というわけで、ちょっと厳しめに☆4つ。
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私は結構好きな感じ。
短編の物語なので全部読まないと
続き気になっちゃう。
芦沢央さんの本他にも読みたくなった。