投稿元:
レビューを見る
このシリーズの中で最初に読んだのが、この作品。「縁側日記」という題名から、アームチェアディテクティブ(安楽椅子探偵)ものかと思っていたら、全然違った。年のわりに結構動き回るし、事件が解決した後も、何か心残りがあるような、なんとも言えない気持ちになった。
投稿元:
レビューを見る
慶次郎シリーズ。
「その夜の雪」の後日談。慶次郎の一人娘を自死に追いやった男が名前と住まいを変えて暮らしている事を知った慶次郎。良からぬ企みをしている様だと探るが…。
幾人もの女にたかる暮らしぶりの男、頭ではわかっていても別れられない女、クズの様な父な振り回されて不幸になる娘、皆んな抗えない業のようなものに絡みつかれて、幸せをつかむことのできない様子が哀しくて辛い。読んでいて決して気持ちのいいものではないけど、人が生きていくってこういう事もあるのかなと思わせる。
切ない物語。
投稿元:
レビューを見る
慶次郎シリーズは全巻読んでましたが、一巻の一話と二話のあいだに幻のこの作品があったとは(*_*)
これで話しが繋がりました!
北原亞以子さんの時代小説好きなんですが、残念ながらお亡くなりになったんで…
こうやって復刊されて未発表の文庫が出るのは嬉しいです(^ ^)
すでに手元にない本なんだけど又最初から読みたくなってしまった。
慶次郎がホント素敵です‼︎