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あまり他の猫本は読んだことがなく比較ができませんが、読み物として非常におもしろく読めました。
内容としてはYouTubeにも転がっていそうな、どこかで聞いたような猫知識が多いものの、遺伝子による体毛の色や柄の決まり方など、本で読んで改めてなるほどと思わされる内容もあります。
数多くある猫の品種についても(猫種の品種改良に関する賛否は置いておいて)ページを割いて美麗なイラストで分かりやすく特徴が紹介されており勉強になりました。その数多くある猫たちの共通の祖先「リビアヤマネコ」の暮らしや特徴についても紹介されており、理解が深まりました。
猫の生物的、科学的特徴だけでなく、社会的あるいは文化的な扱われ方についてもカバーしており、猫がなぜここまで人間社会で愛される存在であり続けているのか、その理由の一端が分かった気がします。猫の歴史に全振りした本もあるとは思いますが、この本だけでも人類と猫類の歴史がある程度わかります。
後半のページの挿絵イラストがあまり好みではなく、そこは少し残念ですが、猫初心者のわたしにはなるほどと思わされる内容が多く、何と言っても筆者の猫愛がひしひしと伝わってきて、良い本と出会えたと思っています。猫を飼われている方もそうでない方も、猫好きのあなたにぜひ読んでほしい一冊!
※猫の飼育マニュアルや飼育方法の本ではないです。一応、念のため。
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猫についての歴史や特徴が体系的に書かれていて、自分が飼ってる事もあり「そうよね!」と同意したり「そうだったんだ!」と納得したりの連続。
『ねこのきもち』等を愛読してる人にとってはおなじみの知識の復習にも。
イラストレーターさんが複数人いるみたいなのですがどれもかわいい。
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帯に「デキる下僕の必読書」とある。
そう、我々人間は猫の下僕なのである。
よく「猫派? 犬派?」と分けようとするむきがあるが、猫も犬も同じ祖先から派生したものであり(本書にも触れられている)、しかも犬はネコ目だし(正確には食肉目だけど)、とにかく犬と猫とは比べるものではないのだ。
本書に出ている多数の「教養」は、正直どうでもいいものもなくはないが、多くを占める、猫のルーツのお話は、読めば読むほど猫が好きになってしまう。かわいさがじわじわ増幅してくる。
リビアヤマネコのうち、人懐こいやつが猫に変わっていった、というのは知っていたけれど、そのあたりの話が、ほんと、猫になってくれてありがとう、という感謝の気持ちが湧いてくるような感じで書かれている。
猫の模様や目の色の話なども、これまで会ってきた一人一人(?)の猫について思いを馳せられる。
これで猫を好きになる、というよりも、猫が好きな人(猫の下僕)が、もっと猫を好きになるための本。
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知ってるようで
知らなかった
猫
構造
修正
諸々が知り得る
一番のビックリはマタタビ
ホンマかぁ?ソレ(☞ ಠ_ಠ)☞