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M-1の創立談。オートバックスとの交渉やその話が舞い込むところなどは、リアリティのある偶然感など含めてヒリヒリでした。
吉本の仕事も他の仕事と似てると思いました。下記は勉強になったところ。
・いかにキーマンを早めに抑えるか(島田紳助)
・身近な人脈からあの手この手で実態を抑える(過去の担当芸人からヒアリング)
・センターピンを抑える(コンセプトがブレないようにあえてシビアな場を突き通す)
・一度走り始まったら多くの人の力で加速度的に仕事をスケールさせる
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今や大人気のM-1だけど、最初の立案時は得体の知れない企画モノで誰からも相手にされなかったのね。当時の苦労がうかがい知れます。最初からスポンサーになってたオートバックスには先見の明があってあっぱれ。今だに続く漫才ブームがあるのは谷さんと紳助さんのお陰ですね。
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物心ついた時にはお笑いや漫才は一般的に支持を得ていたものだったから、復興の裏方でこんなに奔走した人がいたのは知らなかった
こんな仕事がしたい
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どんな想いでどんな仲間とどんなゴールを目指すか。
1つの夢を実現したノンフィクション物語兼ビジネス書兼お笑い歴史解説書。
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破格の賞金1000万円を打ち出したのは、参加者を募るためであり、また他のコンテストと一線を画すためとありました。
それが今では、賞金よりもその名誉のために、多くの漫才師が死闘を繰り広げているように思います。
ある意味、M-1グランプリという大会が、漫才を盛り上げるという役割を果たし、完成した証拠であるように感じます。
自分は、そんな完成された状態でしかこの大会を見たことがありませんでしたが、本書を通じて、ここに行き着くまでの過程や、著者たち製作陣の想いを感じることができ、益々M-1グランプリのことが好きになりました。
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今や国民的なイベントになったm-1グランプリ。
結果を出した漫才師がその記録を綴ったものは多くあるけど、企画の発端、その舞台裏を綴る本は珍しい。
m-1の企画意図は、"漫才プロジェクト"であって、"ニュースターの発掘"、"吉本興業の芸人を際立たせる為のイベント"では無いと言う事です。
→実際、その日一番ウケた漫才師が優勝するが、全国区の"人気タレント"になったかと言うとそうゆう訳では無いです。例えばミルクボーイなんかその典型ですね。
その辺がm-1がm-1である理由なんだろうな、と。
予選の開催方法や審査の決定方法等、第一回を経て段々と洗練されて行く過程も見える、"お仕事ドキュメント"です。
たった1人で始めたイベントや企画が大きなうねりとなって完結する様は見ていて痛快でした。
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いかにも舞台裏って感じ。面白い。
ただ作家としてこの人に実力があるかと言われたら、微妙なワーディングやストーリー展開だったり。
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非常に面白かった。1980年代前半に起こった漫才ブーム。その後は、終わった古いものだと認識されていた。漫才復興のために、ガチンコの漫才コンテストM‐1を仕掛ける。
現在では、年末の風物詩となり、ある意味で文化とまでなっているM-1の裏側がよくわかった。1つの文化を根づかせる大変さと、著者の熱意がとても伝わった。
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漫才復興の為にどうしたらいいか?だった一人指名される主人公どうしたらいいかMー1を立ち上げに至りスポンサーは?テレビ局は?ノンフィクションのご苦労話、今でこそ優勝した漫才師は有名になってテレビ各局に登場している。本書に登場する人々は皆さん有名人、Mー1は今でこそ年末の番組に、いや-こういったご苦労話は読んでいて実に素晴らしい!
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2023M1後に、審査員の博多華丸大吉の大吉さんがpodcastでこれを読んで採点を変えたと言ってて拝読。
漫才の立て直しに尽力した様子が当時の関係者の名前含めてセキララでおもしろい。オートバックス社を前に見積もり変えたり予選を様子を見せないとかもうゴールのためになんでもするのなんでもがすごい。
あとオートバックスの社長カッコ良すぎる。
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M-1ができるまでのお話。M-1ってすごくいいシステムですよね。いまとなってはM-1のない時代が思い出せないくらいです。M-1って歴史的出来事だと思ったりもするのですが・・・評価しすぎですかね。【2023年11月20日読了】
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今当たり前のものがどのような経緯で出来上がったか。この件だけでなく、様々な当たり前の以前に人がどのように関わったか考えさせられる本。一意専心、人は本気のひとに心を動かされる。
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今でこそ当たり前のように漫才ブーム、漫才師の活躍もあり年末の恒例行事になっているm1だったり、
でも初開催までは、漫才がテレビで目立つこともなく、漫才をやりたい人はいても、見られる場はなく、逆に技術より見栄えが取られる現実があった。
テレビ局やスポンサー探しも反対する人が多い中で、島田紳助とかたくさんの味方や責任を引き受けてこの大会を実現できたのはすごいことだ。
勝者と敗者をきっちり区別すること、優勝だけでなく敗者復活者と決勝進出者の漫才の環境をわけたことも印象に残った。
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漫才コンテスト「M-1グランプリ」の創設奮闘記。著者は紳助とM-1を立ち上げた吉本興業のプロデューサー。平易な言葉で書かれたドキュメンタリーといった内容で、面白くて一気に読んでしまった。
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M-1グランプリができるまでの話。吉本社員の奮闘記。今となっては市民権を得た年末の風物詩だが、誕生するまでには幾多の障壁があった。これを読んだら必ず第一回大会を見たくなるだろう。