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映画、ダークナイトよりウォッチメンの方が面白かった
でも原作既読者は、映画よりも原作のほうがいい!というので気になるし!
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一人のヒーローの死を引き金に暴かれる陰謀。
超人が存在し、冷戦の歴史を大きく変えた世界での
正義、真実、理想、そして現実をめぐる物語。
アメリカンコミック史上に聳え立つ金字塔が、日本語でいつでも読めるという
そんな喜びを噛み締めながら、1コマ1コマに詰め込まれた情報を
必死に読み解きたい1冊です。
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私は映画から入った口ですが、各方面で原作のほんの触りしか表現できていないとのこと。しかも日本ではアルティメットカットが出ない・・・ということで原作を読みたくなりました。
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グラフィックノベルというのを初めてよんだ
本当に未知の体験だった
小説でも漫画でも映画でもドラマでもない
でもどれでもあるような不思議な表現技法だった
まさにカルチャーショックというか
新しいものをまた一つしった気がする
内容に関して言えば、
人間の愚かさを知った「コメディアン」が本当に印象的
コメディアンというとただの芸人というイメージしか持てないけど
ようはピエロ=道化ということ
それからロールシャッハ
まさにロールシャッハテストの用に、時代時代で彼の評価は変わっていたのだろう
しかも主人公だけあって、アメリカンバリューのハードワークというものが本当によく現れた存在だった
強い意志(正義)とそれにもづいた行動は
アメコミヒーローの醍醐味だし
それが汚らしく描かれていたところに逆にかっこよさを感じた
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ラジオ番組でオススメしているのを聞いて読んでみた。アメコミはスーパーヒーローが活躍する単純な話ばかりと思い込んでいたが覆された。それぞれのキャラクターの人物描写に手間をかけているので読むのに時間がかかるが結末に繋がっているので最後まで根気よく読み続けていれば損はしないだろう。
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初アメコミなので最初は読み難く感じたけど面白かった。台詞が多く、
背景の看板や新聞記事にも意味があるので、一コマに込められた情報が
多くて読み応えがある。これはアメコミ全般がこうなのではなく
アラン・ムーアの作風なのかも。
小さい頃の作文で「アメリカが日本に原爆を落としたのは戦争を早く終わらせるためだから良い事だった」と書いていたロールシャッハが、オジマンディアスの計画を断固拒否したのは皮肉だなぁと思った。
とにかく何度読んでも飽きの来ない作品。読むの疲れるけど。
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映画から入りました。よく映画に出来たなと感心しました。また映画見て見比べて見たくなりますね。
それにしてもロールシャッハはカッコ良かった。
あと平和になるとは雰囲気が平和になるだけで1人1人の心には悪があるんだな少し人間が悲しくなりました。
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ジャンルとしてはアメコミだが、いわゆる漫画とは内容の密度が違った。膨大な情報量をこれでもかと詰め込んだ小説に緻密なイラストが加えられた、まさにグラフィックノベル。
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当時のアメリカならではの時代背景・ヒーロー事情など、
特に日本人には分かりづらい部分については以下のサイトの解説を読むとわかりやすいです。たしかオフィシャル。
http://planetcomicsjp-watch-the-watchmen.blogspot.com/
また、「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」にて特集された時の音声はこちら
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2009/03/post_416.html
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むずかしい!60年代のヒーローブームが終焉を迎え、アメリカからヒーローの存在が失われつつある頃、ベトナム戦争にも参加した政府公認のヒーロー「コメディアン」が殺された。しめやかに行われる葬式、露見する新事実、次々と消えるヒーローたち、その真相にひとり立ち向かう精神異常者のヒーロー「ロールシャッハ」。事件はアメリカ全土、そして冷戦世界全体を巻き込むスケールに、静かに拡大していた。舞台はヒーローコミックが存在するアメリカ。コミックの中のヒーローに憧れて、実際にマスクをかぶってヒーローを行う、ただ運動神経がいいだけの男たちが物語の主役。作品内のヒーローの引退後の暴露本「Under the Hood」、ストーリーと同時進行する「黒い船」というコミック、ヒーローの中に本当の超人「Drマンハッタン」の時空を超え、過去から未来まで横断する回想など、いくつものメタ構造がしこまれ、それらが少しずつリンクしていく。最後は怒涛、そして悲壮なラストになだれ込む。こんだけ書いといてあれだけど、私は最後のオチが結局完全にはわかんなかった。いちおう仮説はあるけど、確信を持てない。面白かったけど疲れたなー。ヒーローものは肩肘はらず読みたいのがホンネ。
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ザック・スナイダーが映画で完コピした原作コミック。17~8年前にNYに旅行に行った帰りの便中で、隣の韓国系アメリカ人の方が読んでいる原書が気になり、題名を尋ねたところ、「これ?ウォッチメンって言うんだよ。」「面白そうですね。」「うん、すっごく面白いよ!」 その3年後に札幌のタワレコの洋書コーナーで偶然見つけた原書を即買い。非常に複雑な背景と伏線に苦労しながら読破しました。さらに数年後に古本屋で邦訳版を見つけてこれも即買い。より仔細な読解と詳細な解説に再び感動。2009年のまさかの実写映画化も、原作ほどのディテール再現は望むべくもないけど、ファンとしては十分満足の仕上がりでした。『キングダム・カム』や『バットマン:ダークナイト・リターンズ』と並ぶメタ・アメコミ・ヒーロー物の頂点。1コマ1コマの画面情報量があまりにも膨大で、「読み飛ばせない」という珍しい読書体験と重層的なメッセージに圧巻の歴史的大著です。
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映画から入ってからコミックを読んだが、映画だけだとこの話の完成度は伝わらないと思う。
なのでコミックを読んでから、映画を観るべきだと思う。(ネットなどで解説もあるので、そっちのほうが手っ取り早いけど)
またこの話はアメリカのケネディ〜ニクソンの時代背景に密接に絡んでいるので、その当たりについても知っておくと良かったりする。
アメコミで、かつ1985年に制作された内容なので、アクションシーンの絵などは動きが無く、かつコマ割りも単調なので、漫画というよりは小説を読むような気持ちで読んだほうがいいと思う。
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うーむ…難しい、かなり難解な作品というか感想を書くのが難しい。
オチの付け方は実はギアスや00と同じような要素があるんですよ、「共通の敵を作り、世界が一致団結をする」という、
ただその過程も結果も全然違うんですよ、当然のことながら、そして思ったことは「古い」。
これは多分、原作が80年代後半で、ソ連がなくなりやベルリンの壁が崩壊した現在、
冷戦という構図がなくなり、核戦争の可能性が少なくなり、テロなどのほうが問題になってきているので、
個人的に「古い」って思ったんでしょう
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善悪二元論からようやく抜け出せたアメリカ人が、還元主義の廃棄を宣言した作品のように思う。いや、本当はそんなものなかったのだけれど、宣言せずにはいられなかったのかもしれない。そして、宣言したこと以上の意味は特にない。真に死ななければならなかったのは、どう考えてみても二代目ナイトオウルである(どうでもいいけれど、ナイトアウルではないかな)。オジマンディアスの論理に誰が納得するのだろう、マンハッタンが何を知っているというのだろう、女の子たちはまるで精神病だ。哀れむべきはアメリカの存在そのものである。
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俺などがいうまでもなくアメコミの最高峰だが、全知全能に近い力を持ちながら、好きな女に冷たくされたから月に引き蘢るドクターマンハッタンは、萌えの最高峰でもある