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前半はタイムリーな子供の予防接種編。自然派ママグループ怖。反ワクチン元薬剤師は「予防接種は義務ではない」と。そんな自分勝手な理屈で我が子と周囲の人を危険に晒す権利があるのかと問いたくなる
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予防接種の話はコロナワクチンの事もあり、とてもタイムリーで良かったと思う。確かに予防接種は義務じゃないけど、赤ちゃん、接種しても免疫がつきにくい人、白血病や免疫抑制剤を使用している人など、リスクの高い人たちを守ることが出来るんだよね。自分や家族、周りの人たちを守る権利として、多くの人にワクチン接種をして欲しいと思った。
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面倒くさがりであまり薬を服用しないからか、医療にまつわるものは一歩引いてしまう性格。でも、薬を接種しなければならない状況なら、しっかり理解した上で服用したいとも思ってます。
医薬品を取り扱っているだけに、巻数が進むごとに内容も専門的で暗いものになってきた印象。でも、薬に対して誠実に向き合っているからこその雰囲気なんだろうし、普段医療と距離のある私にとってみれば、貴重な情報源の一つだと思ってます。
コロナ感染で否が応でもワクチンと付き合わなければならない今、ワクチンのことについて丁寧に書かれている話は、多くの人に読んで欲しいかな。
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病院薬剤師の現場を描くシリーズの7巻は、全巻から続く予防接種の重要性についてを前半に置き、後半では市販薬依存についてを軸に薬剤師の存在意義にメスを入れている。
相変わらず現場を描くことについてドラスティックな描き方をされている。
「第35話 理想の姿」辺りはわりと真面目に
「お読みの薬剤師さん、楽しく読めてます……?」
と心配になるところである。(余計な心配)
それはさておき、まず最初にこの作品が意義深く、今回も星五つ評価からブレることのない内容であることを明言したい。
丁寧に描かれた、両親を対象にした予防接種講座の内容などは非常に有用性が高く、興味深く読ませていただいた。
市販薬依存などは、正直言って存在自体が初耳で、こちらも興味深い内容である。
ドラマ性も確保しながらこの情報量だから、率直に言って恐れ入るところだ。
一方で、物語的に見ると少し肩透かし感があった面もある。
これは産婦人科の物語でもそうだったが、物語の描く方向性が
「これから一巻を使って腰を据えて描きそうな雰囲気なのに、意外にあっさり終わった」
といった形になっているためである。
今回で言えば、ワクチン接種に関する話題は情報提供を重視し、ドラマ部分である「反ワクチン派との対話」はあくまで脇役となっている。
この辺で「あ、そこはあっさり……」と思ってしまったのは正直なところである。
ドラッグストアのスーパーマーケット化の問題についても、シャープでドライな物語の描き方ではある。
物語的に「会社の方針通り動く、現場を無視したエリアマネージャー」という対立軸を用意していて、大変わかりやすくはあるのだ。
たぶん、こうした存在は実在するだろう。嫌味なタイプの人間も多いに違いない。
一方で、彼もまた中間管理職であり、彼の言い分そのものが正当性を持っている(利益が上がらないと雇用が維持できないのは間違いないのだし)部分も気になるところである。
そこで深入りせず、「嫌味な中年と理想に燃える若者の対立」というわかりやすいドラマ像を構築しているのは、少し気になるところはある。
というわけで、面白いし、タメになるし、星五つは間違いない作品であり、今回もその評価は変わらない。
一方で「啓蒙」要素が強く、物語として少し気になった面があった点は、ここで正直に記録しておきたい。
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病院薬剤師みどりの奮闘記。
なんか、まさに今っていう。
この漫画は予防接種肯定で進みますが
否定派のキャラにも意見があり
数年経たないとわからない
薬効や副作用がある以上、正解はない…。
特に自分自身じゃなく、子供に対しては
やっぱり慎重になってしまいますよね。
後半はドラッグストアの話。
ワンオペで薬扱うとか、本当に大変そう。
かかりつけ薬剤師さんか〜。
できるだけ同じ調剤薬局を使うところから
はじめてみようかな。
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ワクチンの話が分かりやすくまとめてあったので、納得できた。主張がある人はくさったりいじけたりせずに、今日もガンガン進んでいく。例えそれがアンサングな事でも。
憧れの人に認めてもらえるようになったかなぁって考えることあるよね。
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作品中の時間はコロナ渦に入っていないけど、タイムリーに予防接種の話題を上手く取り入れてきた。推奨一辺倒ではなく、アンチ派の意見もちゃんと描かれているところが良い。書籍としての活字は読まず、入ってくるのは自分がフォローするSNSからの内容だけ、っていう向きにも、漫画であれば届くって可能性があると思えるから、本作がワクチンへの正しい理解の一助になればいいな、と。
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薬剤師の仕事ってやっぱりかっこいいなと思った。そして薬剤師と一口に言っても病院、薬局、ドラッグストアなど多様だし、病院薬剤師の中でも「どんな薬剤師がいい薬剤師なのか」の考えが人それぞれ異なるということが描かれていて奥が深いと思った。
あと、あまり世間に理解されていない気がするけど、個人的にはドラッグストアが担う社会的な意義とか伸びしろは無限大だと思う。病院はご病気の人の治療をするところ。薬局はご病気の人の日常生活を支えるところ。ドラッグストアでもご病気の人の日常生活と、加えて健康な人の健康増進を支えるところ。ドラッグストアが担うセルフメディケーションは全額利用者負担だから国の顔色は気にせずにがんがんサービスを磨いてほしい。病院や薬局も医療行為として認められているサービスのクオリティを磨くことはもちろん、健康に寄与する未知のサービスをみつけて職域を広げていってほしい。
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アンサングシンデレラは薬剤師の裏側についてきちんと取材されており、その再現性については感嘆する素晴らしい作品です。
今回のワクチン接種については、ワクチン忌避について薬剤師義務の放棄と断罪しているところが特徴です。
公衆衛生に関わるパターナリスティックな、科学的合理性を上位に置いた権威的態度を振るう葵みどりにどうしても心情的に共感できませんでした。彼女のキャラクターと薬剤師としてのロールのアンバランスさがどうにも違和感があります。
薬剤師としての葵みどりは患者さんに寄り添う薬剤師を目指しながら、患者の自己決定権は知識不足に基づく非合理的判断と軽視している、或いは医学的正当性な判断を選ばれないのは自身の説明不足という政治家さながらの思考法で説得を試みます。
葛藤を覚えながら非合理的選択を選ぶ患者を受容する選択がなく、自分の発言の心理的侵襲性への向き合いも見られず、いつも科学的合理性、プロフェッショナリズムへの向き合いに終始しています。
キャラクターとしては☆1つでありながら、作品への取材や主張の違いという点を加味して☆3つです。
自分がこんな薬剤師に応対されたのを考えると、心理的侵襲性の強さから拒絶反応を覚えるだろうなと感じました。
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予防接種の話はすごく勉強になった。HPVワクチンの接種率0.6%には引いたなあ。あまりにもひどい。川瀬さんはどうして反ワク思想になってしまったのかなあ。彼女の過去が気になる。
しかし反ワクもだけど、薬を過剰に接種する人もよくわからない。それをやって楽になるならしたらいいと思うけど、どちらも結局苦労するのは自分なのに。よくわからない。
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反ワクチンのカルト薬剤師の名前が川瀬というのは、おそらく河瀬直美監督から引っ張ってきたとおぼしい。イレッサを歯科医が処方していた事例(147ページ)は初めて聞いたが、現在では考えられない事例(現在、抗がん剤の添付文書には専門医による処方が必要などいろいろ縛りがあるし、処方医を確認する場合もある)。チラ見したTVドラマ版はひどかったが、原作はきちんと読めるエデュテインメントになってる。
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シリーズ、第七弾。
予防接種の大切さを理解してもらうため、勉強会を企画した葵みどり達。
そこに、反予防接種派の元薬剤師が参加していた。
『その役目を放棄するなら、薬剤師を名乗る資格はない...』
みどりの言葉が、深く刺さります。
一方、ドラッグストアに勤務する小野塚の元に、大量の咳止め薬を買い込む青年がいた。
彼は何のために?
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ワクチン、オーバードーズ、薬剤師倫理が分かりやすく説明されており、勉強になりました。クスリにはリスクがあり、薬は毒なので、専門家の薬剤師が活躍する必要があることを改めて感じました。
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ママ友の話は実際だとこんな生易しくはないだろうな。
わめき散らして会台無しにしたりこの母親潰しに来そう。
まあ漫画の趣旨変わってしまうし一々やらなかっただけだろうけど。
店長の話も描きたいことのためとはいえちょっと乱暴な解決かも。
テーマ主張自体はわかるけど、そんな簡単な話でもないんだよなあ。