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歴史の中には、まだまだ知られていない偉人が、大勢埋もれいるのだろうな。以前読んだ「いも殿さま」といい、この「縁結び代官」といい、こんな作品に出会えたことは、もの凄い幸運である。まさに、「本読み」冥利に尽きる。
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代官とは時代劇の悪役と決まっているけど、人の道に外れない正しい道を教えてくれる封元がいたとは、実際に存在して塙を治める、いわきに川俣に桑折に 馴染みの場所が出てきて嬉しいしかない。最後に訴状の事まで出てきて なんてしっかり描いてくれるんだと土橋章宏さんには感謝します。成人したお元も良い キックバックをしている国会議員も何の為に政治をするのか、源助と同じく泣いて心を洗い流せって事。塙に秋のダリアを見に行ったし、こんにゃく饅頭食べたし、こんにゃく旨いし 三宝よし。道の駅でダリアソフトクリームを食べたけどダリアの根って毒らしい んで聞いたらダリアの色だけだって、ふっ
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少子化対策、農村再興など現代的なテーマかと思いきや、実在の人物を描いた物語なんですね。びっくり。文体は読みやすくて一気読み可能でした。
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私には大変読みやすい書でした。福島へ行って巡礼したくなります。読みおわってネットでも色々調べました。と言っても定信が凄腕と思う
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寺西封元が立ち行かなくなった塙の村を代官となって立て直すその手立てが見事に尽きる。間引く子どもを助け仕事を作り他所から遊女を連れてきて縁をなす。今で言う福祉に力を注ぎ、みんなで助け合って子育てをし、他所で捨てられた子供も引き取る。金儲けも無策ではなく商人に貸して利子で子育て費用を捻出する。実在の人物とは驚いた。その人柄がたくさんの農民を救ったのだ。
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途中迄は文句なく面白かったのに、ラスト近く
部下の賄賂の着服以降、物凄い駆け足で進んで行った
上下巻になっても良いから、その辺もう少し丁寧に書いて欲しい