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昆虫擬人化もの(笑)・・・といっても、普通の擬人化とは違うか。人間と節足動物の融合たらなんたらを突き詰めて考えるとちょっと気持ち悪いが、BL小説のノリ(つまりなんでもあり?w)で読むと、面白い設定だなと思う。
Webで読んだときより、なんか濃厚になってたような????
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タランチュラ×シジミチョウと聞いて
作者は虫が好きすぎる。
擬人化というよりは超SFな設定で、滅亡の回避手段として節足動物とDNAの配合をはたして数千年が経過した人類が住む世界が舞台です。
その人の持つ節足動物DNAによってヒエラルキーが決定してしまう。
だからタランチュラはハイクラスに属し、シジミチョウはロウクラスになる。虫の世界は弱肉強食です。
実際節足動物としての特性をそれぞれ持っているので、タランチュラは毒もちで巣を張るし、蜂は針で刺すし、カブトムシは力持ちだし、蝶は羽根で飛べたりします。
BL読みなら寿たらこのセックスピストルズみたいなもんだと思って下さい。
あれが楽しめた人ならいけると思います。
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人類滅亡の危機に瀕した人間たちは生態系の中でも強い生命力を持つ節足動物との融合を意図的に果たし、特殊能力を獲得した新しい種族となった――という世界観前提の、メキシカンレッドニータランチュラxツバメシジミチョウの擬人化チックBLです。強くて大型の虫が先祖のハイクラス、弱くて小型の虫が先祖のロウクラスと階級社会もお約束な感じに敷かれており、設定だけだったら★5つの勢いなんですが^^、攻のキャラクターがアクの強い脇役に較べて霞んでしまっているなという印象を受け、そこが残念だったので総合評価は★4つです。ストーリーの観点からしても良作ですラスト泣きましたから^^。余談ですが作者が運営するwebサイトの倉庫作品もとってもイイっす、お奨め!
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愚か者~が良かったので…→これも良かったです。
翼(受け)は私が好きなタイプではなかったですが、この話は翼のようなキャラじゃないと駄目だったなーと。
でも、これはアレが駄目な人は駄目かもしれない。
ネタバレになるのでアレがナニとはかきませんが…。
そのネタが最終的にどう転ぶのかっていうところで、別次元のところでハラハラしましたが、うまいぐあいに纏めていて良かったです。
前作同様、攻めの下半身がだらしないんですが前よりは許せるのは俺様でも鬼畜だからかな?そして翼にメロメロになってるし。
私的に風呂エチーとか、最終的にバカップルっぷりとか萌えが満載で、この作品で同人や雑誌の方もチェックしようかなーと思うくらい樋口先生の虜になりましたね。
切なくて泣けたし。
真耶さんと、兜先輩も良かった。
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蜘蛛×シジミ蝶。携帯小説の「王道学園」「平凡総受」「秘密有り」「媚薬」などにピンときたら絶対楽しめる一冊。でも攻も受も天の邪鬼すぎて若干めんどくさい。
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虫は大嫌いですが、上手く特徴が生かされていて楽しかったです(糸が触手みたいだとかwww)。ただ、種族の差によるヒエラルキーであるとか、それによる差別的な事象とかどうしてもセクピスを思い出すので、二番煎じという感が拭えず、設定に真新しさを感じることはありませんでした。中盤、同じところをぐるぐるしている主人公の心理描写にいらつきましたが、妊娠云々から終盤までの怒涛の展開は面白かったです。妊娠というエピソードそのものはイマイチ好きではないですが(笑)
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擬人化だけぢゃおわらない設定が光る一冊でした。テンポもよく、スピード感のある読了感。蜘蛛の糸や遺伝子異常など、つっこんだ設定もあってグッド。
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昆虫擬人化というユニークさ、新人作家の投稿作品、好きなレーターさん、そして個人的な昆虫好きということで今後の期待も含めて星五つ。すごく面白かったです。このページ数にしては色々盛り沢山です。
雌雄同体、妊娠、攻めの下半身が奔放とかそこらへんがキーかと。
大好きなタランチュラ様がクローズアップされていて嬉しい・・
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擬人化が苦手でも大丈夫という噂を聞いて読みましたが、まぁ、完全にファンタジーでした。澄也が必死で助けに来た所は感動しました。作家さんの萌え発想で出来たらしいですが、色んな萌え要素があるもんだなと思いました。
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昆虫をこうやって擬人化して…っていう発想はやっぱりすごい。チョウ、タランチュラ、ハチにカブトムシ等、見た目や習性とかをうまいこと融合させてるのはお見事。そして子供ができるっていうのがまた凄い!お話の中では妊娠してなかったけど、いつか澄也と翼に赤ちゃんができたらいいな。その時のお話読みたい!最後のお話での澄也のデレっぷりが…(笑)あんなにツンデレだったのに、自覚した途端翼にメロメロww
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設定が面白かった。ファンタジーです。
昆虫の性質を受け継いでいるという設定。昆虫擬人化とでもいうべきか。
主人公は弱いシジミチョウ、対して相手は最強の蜘蛛、タランチュラ。
昆虫が苦手な人も違和感なく読めると思います。
性モザイクという言葉は初めて知ったので、なかなか興味深く読めました。
話としては…まあ、王道でしょうか。
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「このびー」にランキングされ気になっていた本。設定は結構突飛だけど切ない!!切ない!!思わず番外同人誌探してしまった。もちょっと翼の設定が生かされたらもっと萌えてた。個人的に麻耶と甲作がどうなるか気になります。
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凄く面白かった!!擬人化だということで少し苦手感がありましたが
ハイクラスのみが通う星北学園にロウクラスで身体にワケがあるシジミチョウの翼が特待生で入学します。
初めから差別の嵐でしたが、ハイクラス出身でも身分などに拘らない素敵な先輩やルームメイトに助けられながら学園生活をおくっていきます。
ロウクラスは馬鹿にされ虐げられ、ハイクラスはちやほやされる現状は現実と変わりません。
そんな中、身体の弱かった翼がここに入るきっかけをくれた人、
ハイクラスの中でも名門のレッドニータランチュラの澄也に初めて声を掛けた翼は、「シジミチョウは嫌いだ」と言い放たれてしまい。
皆の羨望の的である澄也に夢中になる人々が後をたたないので、部屋には蜘蛛の巣が張り巡らされているから三階には近づいてはいけないと言われていたのに、廊下で澄也と飴宮の情事を目の当たりにした翼はうっかり蜘蛛の糸に絡め取られてしまいます。
蜂は毒針を刺し、蝶は甘い媚薬を使い、蟷螂は手が鎌になったりとそれぞれ能力が使えて面白い。
そんな中で際立った能力、フェロモンを持つのがタランチュラである澄也です。澄也もシジミチョウを嫌うわけがあったのですが、
段々直向な翼に惹かれていって。
擬人化、階級とファンタジー要素たっぷりで楽しめました。
タランチュラの使い分けられる毒や、蜘蛛の糸ってなんだか魅力的です☆~
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久々にわっかりやすいBLです。
昔はなんでもかんでもよく読んだものなのにねぇ。
ぶっ飛んだ設定に惹かれました。カップリングはタランチュラ×シジミチョウです(笑)
もうちょっと詳しくいうと、ツンツン俺様だけど実はさみしがりな先輩と健気な頑張り屋さん愛され系後輩のお話です。
ヒメスズメバチのマヤマヤが好き!
陶也くんの外伝があればぜひ読んでみたいですね。
ちょっとそこだけ不完全燃焼だったので掘り下げてくれたら。
あとちょっと肌色の割合多かったのでそこももうちょっとだけ掘り下げてくれたら。
シリーズ化アリだと思う。
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一見BLにはよくある寄宿学校もの、なのだけれど、違うのは、生徒たち(だけでなく、この世界の人類すべて)が虫の属性を持っていること。
一度滅亡の危機に瀕して虫の遺伝子を取り入れた未来の人類の世界。人々は、それぞれその身に宿した虫の能力を得ており、また虫の種類によって先天的に優れた資質を持つハイクラスと、そうではないロウクラスに分類されている。
主人公はロウクラスに分類されるシジミチョウの少年。ただし、身体的にとある事情を抱えている。
あるときテレビで見たハイクラス・タランチュラの生徒にあこがれて、ハイクラスしかいない学園に特別に入学してくる。ロウクラスのくせに、という周囲の扱いに傷つきながらも、信頼できる友人や先輩に出会う。
ところが、憧れの人は主人公に冷たくあたり、それどころか巣にかかった人は誰でも「食べて」しまう男だった。偶然巣にかかってしまった主人公も、何も知らぬまま「食べられ」てしまう。
学園もので、SFっぽい要素ありで、身分違いで、すれ違い。
おまけに主人公は性モザイクで、女性の要素も備えている。
どんだけ盛り込んでるんだ、と思うけれど、これが見事にまとまっている。
BLで○○ネタとか個人的には「ないわー」なんだけど、この世界観でこの設定ならありだ、と思わせる説得力。面白かった。