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いやぁ…コワコワですね。
そもそも、なんで選挙速報がスクープ合戦みたくなる意味がよくわからない。
そりゃ当事者は早く結果を知りたいだろうけどねぇ。
速報でハラハラするよりも、私は確実な結果が知れればいいよ…。
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開票と同時に当選確定を発表する「ゼロ打ち」と不審死を遂げた都議会議員の話が交錯するというので期待していたが、死に至る理由にも無理があるし、そもそも選挙区となった東京1区で「ゼロ打ち」がされていないというなんじゃこりゃ的な展開が残念。
NHRから移籍した中杉の謎の人脈も最後まで説明がないまま終わっていて消化不良感が酷い。
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タイトル通りに選挙のストーリーかと考えさせつつ、読み進めるほどに思わぬ展開に。選挙運動、選挙報道の裏側もわかる1冊。記者出身の作者ならではの作品。トップリーグシリーズ同様一気読みしました
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選挙に絡んだ殺人事件をめぐる社会派小説。
明らかにモデルがわかる政党、党首脳、事件が背景にあって、あの方の死ももしかしたら・・・と思わせられました。
新聞記者と政治家秘書の視点で選挙とその報道について描きながら、記者が殺人事件を追うという構成で、選挙報道についてかなり勉強になりました。
記者の所属が大和新聞なのでトップリーグの登場人物が絡むかと思ったら肩透かしを食らいました。
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新聞社社会部から突然政治部で東京1区の選挙を取材せよと命じられた記者。都議死の件は殺人ではという情報を。東京1区で立候補する教授の選挙を手伝うことになった他議員の秘書。どちらも何かおかしいと感じる。
面白かった。一気読み。最近の裏金事件のことも連想する。
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題材は非常にいいと思うのだが、エンディングに難ありと感じた。新聞社として、選挙締切後開票率0%で当確を打つことを指示された新聞記者が、選挙の闇絡に走り回る。
読み終えた後、何か物足りなく感じるのは私だけだろうか。話をもっと膨らませた長編としたほうが良かったと思う。
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選挙開票直後に当確を打つ「ゼロ打ち」に社運を賭けた大和新聞は、社会部の片山を政治部に友軍させ速報に注力させる。
一方で衆議院東京1区に出馬する候補者を助けるため、某代議士秘書の中村は神津と共に選挙戦に取り組むが…。
ピンク歯の病死で見つかる都議、突然外部から来たのに選挙戦を取り仕切る中杉は都知事や区長と謎のパイプを持っていた。
主に片山と中村の別々の視点から描かれていくが、ある時2つの視点が交差して謎の正体が朧げに見えてくる。
しかし事件の闇は深く小説の終わり方も含みがあり、それまでの物語をより現実的な落し所となっていた。
政治の力に抗う困難さを、ため息をつきながら見せつけられた一冊だった。
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ゼロ打ちというタイトルに惹かれたけど思ったのと違いました。
ゼロ打ちがメインでは無く、結局は汚職による殺人事件でした。
それはそれで面白かったけど。
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衆議院選挙で選挙報道センターに配属された大和新聞の社会部記者片山芽衣は激戦区の東京一区を担当。そんな中、ある都議会議員の不審死に関心を抱くが。政界の暗部、マスコミとの癒着…闇は深い。終末はあっけなく。
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「ゼロ打ち」(相場英雄)を読んだ。
時事ネタがらみの社会派エンタメですかね。
投票締切と同時に当確速報を出す『ゼロ打ち』というより各社鎬を削る開票速報の裏側にメスを入れるという感じかな。
ただ、大和新聞がNHR(日本放送連盟)に取って代わるためのカラクリがもうひとつ弱くないか。
ゼロから選挙事務所を立上げていく場面とか新人候補者が臨戦しながら意識が変わっていく様とか遊説場面とか選挙そのものの臨場感は素晴らしいな。
ゼロ打ちのストーリーと微妙に絡むある都議会議員の不審死を追う顛末がありきたりな気もするけど。
なんだかんだ言いながらも楽しく読みました。
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相場作品らしい選挙速報を題材にした社会派エンタメ小説。深みはないが、最後まで面白く読める。主人公の片山記者の魅力の乏しさが残念ではある。