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なんか、スゴいものを読んでしまった…という感じ。
人が人間らしく生きるってどういうことなんだろう。
終盤はなぜだかわからないけれど涙が出てしまった。
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ここは、100年後と聞いて想像する、
こわい方の未来。
人間じゃなくなれた「わたし」のお話。
ものすごーくよかった!!!!!
いろんなことが強烈すぎて、
この作品について考え出すと止まらなくなってしまう。
人の、心と体と命のあり方は、
科学とともに進化できるのかな。
そして愛することは。
全部ゆがんでしまった。
人のあり方がこうなってしまう未来は
もうそこまで迫っている気がして、
でも愛を語る苦悩は普遍のものな気がして、
社会と個人のバランスがまもなく破滅を迎えてしまいそうで、こわい。
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サクッと読めて、なんだかすごいものを読んだような、そんな気になる。SFだけど、メインは大人になりそこねた人が大人になる話なのかな。自分自身とちゃんと友だちになる話。過去と向き合うことと見つめることは、少し違うかもって話。
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死にたかったのに、死なない身体を手にしてしまった子。
愛とは何なのか。
生きるってどういうことか。
すごく深い物語だった。
科学や技術が発展した世界で、人が人らしく生きるにはどうすればいいんだろうと考えさせられた。
というか人らしさって何だろう……
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SFマガジンで読了。
ドーン!とくるというよりは、読み終わってもどこか片隅がジンジン痛むような、後を引く作品。
永遠に老化しない、ゆう合う手じゅつを受けた主人公。
親も兄姉も先に亡くなっていく。オムツを替えた甥、恋人のシンちゃんも。
平仮名が多くて主人公の独白のようだったので、「ミシンと金魚」に似てるかなぁと冒頭は思ったが、読後感は「ふがいない僕は空を見た」に何故か似ていた。
気持ちの持って行き場がないというか、どうにもならない感じとか、どこかをギュッと掴まれたような感じというか。
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するりと読めるけど内容は重めでどんな結末になるか分からなくて、でも惹き込まれてあっという間に読み終えた。
物語を消化するのに時間がかかりどんな感想を書いたらいいのか悩み、上手く言葉に出来ないがとても凄い作品を読んだ。
わたしの最後の思いに晴れやかな気持ちになり、なんだか救われた。
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自分を見つめ、自分がしたことをなかったことにしない、ということはとても大切だけどなかなかできないことで難しく辛いことだと思います。
それを主人公の『わたし』は成し遂げていてすごいなぁ、強いなぁと思いました。
主人公の名前をあえて表記されていない点が、自分に置き換えて考えられるので良いかな、と感じました。
読み終わった感情が、何とも言えない…
自分を見直さなければ、と思える作品でした。
読みやすい本で、こんなに考えさせられる内容の本は初めてでした。
また読み返したいと思います。
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ひらがなの始まりがアルジャーノンを思い出した。ので、純粋、無垢な気持ちで入ることができた。シンちゃんの人生を壊した、と言ってるけどそうなのかな?と感じた。案外シンちゃんはとても幸せで、大好きな人と一緒にいて、看取られたのなら幸せなのでは?と思う。その考え方が交差しないのが切ない。アスノヨゾラ哨戒班は昔よく聞いていたので、より感情移入できた。懐かしい。
壊してくれって願って足宛いたって
『願ったんなら叶えてしまえや』
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最近読んだ本の中で一番かなしい物語。記憶をいじくる結末も見てみたかって気もするけど、この了もしっくりきました。おもしろかったです。
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評価が高い作品だったので気になり手に取りましたが、ひらがなで稚拙な文章が続き嵌まらないまま読了しました。私の読み手としてのセンスの無さか、先進的過ぎて理解出来なかったのかわかりませんが、一般受けしにくい様には思いました。
ただ不死の手術は私には不要です…
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SFなのだけれどにんげんであるってとか、いきることってとかかんがえてせつなくなったり、とてもおそろしくなったり、さいごにはなぜかなみだがぼろぼろこぼれてきたり。こころをえぐられるとてもすてきなものがたり。おなかいっぱい。
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SFという形式では括れない作品
歴史小説的形式で書かれた、悪童日記のように人を描いた作品だと感じた
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最初はとても読みにくかった。
食べることが嫌になり、溺愛してくる父の説得の元、ロボットのようになる手術をうける。
読み進めるうちに気持ち悪さが込み上げてきて、自分と重ね合わせてしまった。
すべてを理解できるとは言えないけど、割と気持ち悪いほど感情は理解でき、それは自分の生い立ちのせいなのか、評価の高い本なので筆者の表現力の賜物なのか。
老いないのはうれしいこと?地球に住めなくなるほどの状況でも体の劣化でしか死ねないのは望んでた未来?
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2024.3/8
この小説の良さがわからない私はきっとAIなのかもしれない…
広告の謳い文句にまんまと乗せられて買ってしまった…
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まんまと広告と宣伝の罠にハマってしまった。
アトラス6の時と同じで学習しないなあ。
序盤から中盤、そして終盤に平仮名のみの文章がありそこを読むのが苦痛だった、そうなっている理由は分かるけどただ読みづらいだけかな。
メインは主人公である女性の家族の話、お父さんに兄、長女、次女、次女の息子で恋人のシンちゃんを主人公が日記に書いてるのが小説になっている。細かい所は曖昧で、大事なところは想像してねみたいな所が多いのがエモいってことなのかな。
家族との仲が良くないエピソードで、主人公の感情が薄すぎ(笑)
感情移入ができなかった。
家族史があまり面白くないから、味の薄い汁を飲んでるような気分にさせられる…
今年1番かも…って広告を見る度に、これが自分の今年1にならなくて良かったと心から思える小説だった。