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夏の文庫フェアで見かけて買ったやつ。まぁくんダメダメすぎてちょっとイライラしたけど、ちゃんと成長してて良かった。赤ん坊の表現が多彩すぎる!笑 あ~そういう問題に持ってくのね…ってオチ。 不妊のツラさ、出産の大変さも描写されてたので、読みごたえがあった。
章ごとに語り手が違って、理解するまでに時間がかかった。
お前が言うな!みたいな発言の人もいたけど、まぁくんが上手く返してたので良し。
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引きこもりの若者の家に突然やってきた赤ん坊。諸事情から若者が赤ん坊の面倒をみる羽目になり、しかし引きこもりなので何かと親戚のお姉さんに頼り・・・ その話と並行してシングルマザーの話や不妊症の話やら赤ん坊をまつわる話が。これがどこでどうなって繋がるのかと思いつつ、途中で繋がりの想像をして、かなりピースが繋がったように思えたのに、あるところからがらがらと崩れ。まぁ崩れた所から、たどりつく正解が見えたけれど、複雑に絡み合っていた話を確認するために、また少し前まで戻ったりして。途中読み進めるのに若者にいらいらしたり、パズルの繋がりがなかなか見いだせなくて読むのが進まなかったところもあったけど、繋がりだしたら一気に読めました。
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親との死別、出生の秘密、ひきこもりなど暗い要素満載ながら希望を持てるハートフルストーリー。赤ん坊の可愛さと怖さもそれなりにリアリティがありますね。遥か昔、親になった頃を思い出します。
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主人公のダメっぷりに最初はイライラしてしまった。
引きこもり、死、破産、不妊、借金などとにかく色々あるうえに文章でみてるとコレがどの人の話か混乱してしまう時もあった。
主人公が赤ちゃんとの生活で他人とかかわり、変わっていく過程は最初のイライラを忘れるほど楽しく読めた。
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想定外の掘り出し物。家にも帰らず、喫茶店に寄って久々の一気読み。ミステリとしても、心温まるエンタメ小説としても楽しまさせていただきました。都合のいい部分はあるが、それでもいい。
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進むにつれて疑問が解決するかと思いきや、いろいろミスリードもあり、最後まで注意して読まないといけない感じはあったけど、内容はなかなか興味深かったです。
なんつーか、やっぱ子供産むのも育てるのも大変なんだよ、ほんと。
2016.9.21
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内容(「BOOK」データベースより)
僕の自殺未遂。母の死。失われた“あの日”の記憶。ひきこもり続けて、もう四年。父が、家に傍若無人な赤ん坊を連れてきて、僕の生活は、無茶苦茶になった。でも、生きる目的は復活。
漫画チックな表紙で少しひるみながらも、あらすじがどうにも気になって購入。
所謂ニートが、見知らぬ赤ちゃんを世話する事によって次第に上向きになって行く話ですが、母親は死別で、父親も序盤で無くなる為結構かわいそう。21歳時分で同じ境遇になったら絶望ですね。
成長小説、叙述ミステリーが混ざっているので結構盛り沢山なんですが、それを感じさない纏まりが有って、物語としてとても面白かったです。この手の本は読みやすいようにおちゃらけが有る事が多いですが、ライトな読み口に関わらず重い内容でおちゃらける事無く書き進めていてとても好印象でした。
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まず惹かれたのが、赤ん坊とひきこもりというミスマッチ。
感想から言うと。
面白かったです。
で、ちょっともらい泣き。
でも内容紹介にあるような「痛快青春ミステリー」ではない様な。
少なくとも私のイメージとは違いました。
「赤ん坊タカヤの母親はどうした?」という謎(?)はありますが、
どちらかというと、雅祥の成長物語。
まぁ、作者の思惑にまんまと引っ掛かりましたけど。
(これ以上はネタバレになるので言えません。くっ、くるしい・・・。)
冒頭で母親が病死した後、高校も中退して引きこもりに突入。
裕福で理解のある父親の庇護の元、
ぬるま湯の中で過ごした時間のツケを払わされるかのように、
雅祥につぎつぎと難問が降りかかる訳です。
赤ん坊は雅祥の都合なんか考慮してくれません。
おちおち引きこもりもしていられなくなり・・・、という話。
「いろいろ極端なんじゃないの、雅祥くん。」とか、
「そんなにうまいことひきこもりってなんとかなるものなの?」とか。
ツッコミどころが無きにしも非ずですが。
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母亡き後引き籠もる事四年の二十一歳雅祥が父の急死により急遽託された赤ん坊の育児。不妊症夫婦や産婦人科医や中学生の妊婦を挟みつつ、従姉に助けられ民生委員女性に叱られる。現実の養子縁組制度のうねりが説明だけで圧巻。タカヤの愛くるしさに絆される雅祥の育児パートがとてもすき。結末は胸が控え目ながら破れそう。
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「さよなら、ベイビー」里見蘭 著 読了。面白いんだけど、時間軸をずらしたひっかけは勘弁してほしい。貫井徳郎の「慟哭」でやられた心の傷(?)は癒えていない。
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引きこもりのまーくんがタカヤを育てるうちに、彼の成長を感じされられた。
登場人物と時間の捻れに混乱することもあったが、発見も多くて楽しく読めたと思う。
(すこし首をひねる疑問に思う部分も多かったが)
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すごく面白かったけど、途中からこれは誰の話しだっけ?と混乱してしまった。
もう一度ゆっくり時間をかけて整理しながら読んでみたい。
まあくんとタカヤの成長と絆が愛しかった。
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なんて悲しい始まり方。まーくんに次々不幸が・・・と同情してたけど、読み進むうちに、なんだそっち系?と怒りというのかがっかり感というのか憤懣やるかたない思いがこみ上げる。
こういうの勘弁して。
七美は「ななみ」って読むのにな。しちみちゃんならわかるけど。
タカヤが病院にかかるとき、保険証はどうしたんだろうな?
疑問が残る。
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想像以上に、人生って大変で、辛くて、楽しくて、幸せ。誰にも誰かの人生の辛さ、重さ、深さを決める資格はない。って感じ!!
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父が預かってきた赤ちゃんを引きこもりの男の人がてんやわんやしながらも頑張って育てる!
そんな愛情物語かと思ったらミステリーでした!
合間合間に出てくる主人公とは接点なさそうな人たちはどうお話に絡んでくるんだろうと思っていたら、、終盤でびっくり!!
でも私の理解能力が低いからか、本を読み終わっても全てが繋がった!とはならず、メモに書き出してやっと頭の中で時系列や相関図を整理出来ました
また読み返したい!
運命に動かされたんじゃなくて、自分の意思が運命を変えた
っていう考え方が素敵だなと思いました