投稿元:
レビューを見る
『はつきあい』が中高生の恋だとしたら、こちらは大学生の恋だ。相手が好きで好きでどうしたらいいか分からない! という気持ちから、だんだんと相手を知り自分を知り、恋を知りちょっと大人になった男の子と女の子。そんな彼氏彼女の関係を描いたのが本作だ。
ちょっとだけ大人になった恋、なんて書いておいて、本作の冒頭では主人公カップルがいきなり2週間も口をきいていないという状況が描かれており、思わずずっこけてしまいそうだけども、だけど、「ただただ相手のことを」という無闇な一途さからちょっと「我」が入ってくる辺りが、その「我」を相手が受け入れてくれるんじゃないか、受け入れて欲しいという期待或いは願望を持ってしまう辺りが成長……と言って良いのか分からないけれど、窮屈じゃない距離感を掴みかけている分「大人」なのかなと思う。
とはいえ、すぐに仲直りしていちゃいちゃしてしまうのだから、その辺りはもう「はつきあい」同様の甘々である。
個人的には大前田くんが棗さん大好きで「ドッグ」とまで言われている様がとても可愛らしくて好き。特に酔ったなつめさんと大前田くんがじゃれ合う回や、なつめさんの「犬の飼い方」講座、ちょっとした「冒険」のお話はニヤニヤしっぱなしで、満腹になりながら堪能しました。
投稿元:
レビューを見る
・強めのメガネ女子+彼女が大好きな犬みたいな男子
・天然系女教師+元教え子のロールキャベツ男子(メガネ)
の二組のカップルの話。
絵はうまくないし話も物珍しくはないけど、ありそうでなかったポイントを押さえてくれてる気がする。
エロいとこもありつつの純愛で、色々あるけど一生懸命で、恋愛に対するほのぼのとした気持ちとそういうのあるあるっていう感をくれる。
中高生とは違う、20代あたりの、そこそこ若いなりの不器用さがかわいらしい。
続きも読みたい。これでもう少し絵がうまかったら買うんだけど…。
でも表紙の色合いに惹かれて読んだのも事実。
投稿元:
レビューを見る
どうやら先にヤングキング系列で連載されていたらしい。
その当時5巻コミックスが出て結局雑誌休刊で連載は一度終了。
その後サンデーに拾われて連載再開、完結となったらしい。
このサンデーGXコミックス版はかつての連載+描き下ろしエピソード。
初出はかなり古い。2000年より前だとか。
あとがきを読んで困惑したが、今から読むならここからで問題なかったらしい。
カップル二組の関係性を描いた群像劇風ドラマ……なんかね。
正直そんなには刺さらなかったかな。
大学時代の恋人との関係とか、自分にとってはファンタジーの世界なもんで。