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「頭の中で声がする
食え!!
食って食って
食いまくれ!!
そして力をつけるんだ
食べて力をつけるんだわ
大丈夫
食べてれば大丈夫」
こわいです。
ダイエット前に読むのはいいかもしれませんが、
ダイエット中はやばい。
昔読んだので
今は読んでて良かったと思えます。
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安野さんの作品はお洒落で面白いから好きだけどこれはちょっと・・。
過食嘔吐とか真似する子が出てきそうだから漫画では公にしないで欲しい。
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安野作品の中ではかなり暗く重たい作品になっていて同時に「作者の訴え」が生々しい。痛い内容だが読んでみる価値は十分にある。
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ISBN:4396762798
【ストーリー】
主人公・「のこ」はちょっと太めの自分の体がコンプレックスだけれど、彼氏の斉藤くんとはうまく行っているはずだった。ところが、性悪な美人の同僚・マユミと彼が一緒にいるところを目撃してしまい・・・。恋人を失いかける恐怖と仕事のストレスに対面できないのこは、過食をしてますます深みにはまっていく。ダイエットを決意するが・・・。
【感想】
この作者のコメディータッチの『花とみつばち』を先に読んでいたので、ちょっと毛色が違って驚きました。過食・無茶なダイエットを扱い重いテーマですが普遍的にありそうなリアリティーを感じさせます。華やかさとドス黒さを公平な視点で描かれる方だと思います。勿論楽しい話ではないですが嫌な感じでもなく、ただ、あるがままの物語として切なさとともに印象に残る作品です。章ごとの展開がスピーディーでうまくまとまっています。2年ほど前に買って読み返したのは3回程度ですが・・・うーん、なんか独特の雰囲気だ。
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美、恋愛、心の安定、摂食障害。
読んで何より「凄い」と思わされました。
「心がデブなんだもの」のキメ台詞でデブを一刀両断していますが、
また同時に「痩せさえすれば!」という
安易なダイエット願望に対する警鐘でもあると思います。
ストレスで過食に走ってしまう女性を、
こんなにリアルに描いているマンガは初めてで
読んでいて心臓がドキドキしてしまいました。
主人公の女の子以外もみんな黒い部分を抱えていて、
それらが複雑に非常に絡み合ってドラマティックな作品に仕上がっています。
ほんと、「凄い」一冊でした。
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摂食障害といかないまでも、ダイエットに苦しんだ経験のアル人であれば、誰しもが共感を覚えるはず。「美しくなるには、まずは内面を磨くべき」という言葉に違和感・反論を持つ方はぜひご一読を・
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太っている主人公は、やせなければ幸せでないと思い込んで、無理なダイエットをします。結局痩せた彼女は幸せになったのか。
否。 「身体じゃないもの 心がデブなんだもの」
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デブらないようにしようと思わせるマンガ。ダイエットしたいけど食べたい、ドカ食いがとまらない、なんて人は読むべき!
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初めて買った安野モヨコ先生の本。実はこれ以外のモヨコ先生の漫画を読んだことが未だ無いのです(今度暇を見て購入したいと思います)
ダイエットとか、美容関係のエッセイや漫画が好きなので、タイトルを聞いて以前から買いたいと思っていました。
完全版を購入したのですが、そうでない方もお目にかかりたいです。表紙が可愛い!
感想はというと、買った後の、敗北感と戒めが(笑)
すごく元気が出ます。なにくそ、と思わせてくれる漫画です。
食べ過ぎた時などに向いてると思います。
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安野モヨコさんの作品なので買って読んでみたものの、内容が重くてあまり読む気がしなくなってしまいました。
ダイエットとかコンプレックスについて考えさせられる本です。
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タダのデブの女の子のハナシじゃない。
主人公ノコが幸せになれないのは、「デブだから。」じゃなくて、結局、人の意見を聞かずには、自分に主張がもてない、そのことにある。
そんなノコに、エステティシャンは言う。
「あきれた。あなたの体なのよ?」
「ココロがデブなんだもの。」
私たちは、脂肪以外にも、いろんなモノで、ココロをデブにしてしまうことがある。
きっとアンノさん自身もそうなのだろう。そんな自分への、鋭い洞察があってこそ、今のアンノさんの強さがあるのだと思う。
怖いほどのメッセージがつまった、オススメの一冊。
にしても、アンノさんの本はいつもラストが意味深で困ります…
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どこにでもいるごく普通の太目のOLの話だと思ったら大間違いかも…主人公の心の弱さと周りの環境などを含めてコミックだとは思えない複雑な人間関係などを事細かに書き込んだ完全版。同じタイトルで出ていますが読むなら完全版のほうがお勧めです
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「身体じゃないもの、ココロがデブなんだもの。」 暗い。タイトルを見てダイエットして綺麗になって幸せになる…みたいなアリガチな話なのかと思ったら、ドロドロしてて、何だかとにかく暗い。主人公も考え方が暗くて卑屈で、欝っぽい。すごく嫌だ。でも、ダイエットに挑戦したことがある人間なら少なからず多からず共感出来る部分があるんじゃないかなーと思う。何だかどこかにありそうな話しで、怖かったです。
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体型に関するコンプレックスっていうのは誰もが持っているとおもう。周りからの目というのは語らずともとても突き刺さるものがある。とっても怖い話だった。
たまに読むと自分を振り返れる。
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帯のキャッチは「Diet or Die?」
安野さんのダイエットをテーマにした作品。
女性誌に連載されていたせいか、一貫してドロドロ…とした雰囲気。
同じ美容をテーマにしていても、「美人画報」とはまた違った面から「美しくなること」にスポットが当てられています。
いわば「キレイになりたい」の暗部。
主人公については、うわー暗いなー救われないなーと思うけど、
ダイエットを気にしたことのある女子なら、共感する部分がないってことはないはず。
「心がデブなんだもの」
の一言は、作者流の説得力で心に突き刺さります。
道徳的ではないのが魅力的な一冊。(2007/3/10)