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財務省のカルト的な教義である「財政均衡主義」は、1970年代に日本国債を大量発行をうけ、1980年代から日本国債の大量償還(借金の返済)が始まった「財政再建元年」からです。しかし、現在の経済学では常識的に、「自国通貨建てで借金をしている国は、財政が破綻することはあり得ない」とされているのに、財務省は彼らのカルト的な教義を信じ切っており、その教義をマスコミに布教することによって、国民を「信者」にしていってしまっています。
その結果として、消費増税による国民生活がますます苦しくなる状態を国民が納得(?)する形で甘受しているのが、日本の経済が低迷してきた30年間だとこの本ではしています。
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無意識のうちにメディア等に「日本の財政は赤字。その借金を返すためには税金が必要だ」と刷り込まれているが、そもそも日本の国債は海外のように別の国から借金をしているわけでは無く、国内で発行しているもので貸し手と借り手が同じなので借金ではない。
財務省の実態がよく分かる1冊でした。
漫画で分かりやすく描かれているので、活字が苦手でも理解しやすい本でした。
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支配するのは東大法学部。多様性が重視される今も変わらない。生き残るのは変化に対応できるもの。信者8000万人のカルト教団。財政均衡を信仰する国に未来はない。消費税は公平な税制か?アベノミクスは増税で失敗。消費性向が低く、投資ができる富裕層は優遇される一方で実質賃金は下落する。公務員の給与は民間準拠。その算出に非正規は含まれない。格安での国有地払い下げを受け、政府に借りのある大手メディアに公正な放送など期待できない…まずは自分が洗脳から覚めること。財源を問うのはやめよう。問題はお金ではない、供給能力だ。
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2024年32冊目
国民1人あたりの借金1000万円!!!
このニュースの伝え方、これこそがまさに「ザイム真理教」だった。
多くの人がこの本を手にしてくれたら世の中が変わるだろうか?!いや、変わって欲しい。
森永さんの言葉「視野は高く、視野は広くして考えないとね」これからも学んでいきたいと思えた1冊。