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なかなか強烈。美醜の意味を問うマンガは数あれど、ここまではっきりしたその価値を問いかける作品に出会ったことはなかった。このマンガの中では、醜いことは悪として描かれている。美しいことは、その反対でもちろん正義である。醜い者の圧倒的な美に対する欲求と、美しい者が(一応は)一時的とはいえ、その美しさを手放してまで欲する、外見的な優位のみでは決して手に入れられないもの…その二つを同時に持っているということは、ほとんど奇跡に等しいから、人間という生き物は厄介である。きっとうまくいくはずはないのだけれど、行く先を見守りたい作品である。
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怖い。人間、美醜ではないよと言っても、どこかで本当に?って疑問に思う気持ちは残っていたり。そこを容赦なくエグくついてくる。続きも読んでみたい。
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怖い。
とにかく、怖い。
悲しいお話でもあるんですが、なんとも言えず強烈な作品ですね。
ハラハラしながら読み進んでいき、モヤモヤ。でも気になって次も読んでしまう・・・。
ホラーではないんですが、ホラー要素を感じます。
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表紙は見かけてたけど、こういう内容だったとは!
もっとこう妖しげな感じかと思ってたけどいやまあ妖しげっちゃ妖しげなんだけど思いの外ガラかめ的な。
今のところ制限が大きくてあんまり便利に思えないのだけど、この先どうなるのだろう。
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強烈なインパクトで物語は始まる。ありがちな性格の悪い美女と心根の美しい醜女の対比を描く…というものではなく、ある種、人間の生々しい感情が剥き出しで描かれている。誰もが主人公(ハッピーエンド)になろうと必死にもがいて生きているけど、そう上手くいかない。その生々しい生き様が、感情が、ぞくりと伝わる。累の運命と最後の決断に期待。
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美人女優の娘にも関わらず醜い容姿の少女累が母の形見の他人の顔と自分の顔を入れ変えることのできる口紅を使って舞台に立ち演技の才能を見せるという話 とても面白いです 絵もとてもきれいだし何よりストーリーがしっかりしてるし累がどんどん人々から歓喜の眼で見られることに会館を覚えていくところが好きです。
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気の持ちよう、で済まない事だってあるけど、気持ちの影響力って物凄い。
どんな状況も、自分や他人への嫌悪感とか過去のダメージで いくらでも歪められてしまうのかなあ。
主人公も美女たちも誰も肯定できなくて困った。何が正しいのか少し混乱した。
追い込まれた人間に対して、欲望は「いつでもこっちにおいで、いつでも私に溺れていいんだよ」と両手を広げてにこやかに待ってるらしい。
そういうものとちゃんと戦えなければ簡単に「汚い人間」になれてしまう。
そしてその汚さを受け入れてしまったら、自分も他人も簡単に壊し続けられる。
簡単すぎて、脆すぎてこわい。
現代人は危うすぎる。
自信を持って「これは揺るがない幸せです!」と言える日はくるのかな。不安だ。
つづき気になる。
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7巻まで読了。絵の好き嫌いが分かれると思うんだけど(ちなみに私はあんまし好きじゃない)、ストーリーはドラマチックで結構面白い。女って美醜にこだわるし、順番にもこだわるし、評価にだってこだわるくせに、自分を大切にしたがるからほんと超めんどくさいよね。
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救われない。ただ、題材が考えさせられるだけに引き込まれる。
演劇という、演じる能力(スキル)だけに恵まれていても成功しない世界がテーマ。スキルともに一定の容姿(美しければ美しいほど強い)も必要であり、それが揃って初めて評価される、もしくは土俵に立てる。
容姿美しさも才能の一つとも考えられるが、日常生活にも影響を及ぼすとなると、容姿の美しさは全ての人においても関係があることになる。
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3巻まで。
美しい大女優の母を持つかさねは、母とは違い醜い容姿を持っていた。
軽蔑されながらも、演じることがやめられない彼女は、母が残した口紅を塗り、口づけをすると相手になり代わることができるようになり…。
美しい惹かれる相手に口づけしてはなり代わり、舞台に立っていくかさねは…。
あちこちで紹介されている作品。
思わずとってみた。
舞台の光を手に入れる代わりに、取り返しのつかない方向へと進んでいくヒロインにヒリヒリする。
魅力的な女性の絵も良い。
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基本的に絵が綺麗なんだけど、だからこその怖さが際立ってると思う。乗っ取り系で、デスノートとかbloody mondayとか好きな人はこれも好きだと思う。男の子にもオススメ!面白いけど愉快ではないので夜に読むのはダメ
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特殊な口紅で口づけすると相手の顔を入れ替えることができる異能な少女の女優魂を描いたサスペンス。人間外見しか見てない事がよく分かる。
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無料アプリ。今までも何度か見かけていて気になっていたけど表紙が怖かったり絵柄が苦手だったこともあって敬遠していた。今回映画化されて土屋太鳳さんと芳根京子さんがW主演って聞いて読んでみたくなった。母親は美しい伝説の女優なのに主人公の累は醜く周りから虐められる。母親が残した口紅をつけて口づけすると顔が交換できる。美人の絵が本当に綺麗なので、累が本当に醜く怖く見えちゃう。幾先輩が可愛くて本当にいい人。でもそんな先輩を、優しくて無神経って言うのも累の側にならないとわからない感覚だと思う。累の母親の元の顔どんなだったのか気になるなー。最後に出てきた羽生田さん。累の母親が他人の顔と人生を盗み取るために協力していた人物。たしかに誰かの協力がないとやっていけないよね。この後どう展開していくのか気になる。
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実写版映画を先に見ており、また、モモモグラでの原画展を見たあとに、やっとコミックスを読むという逆コース。この巻では、演出家の登場までが描かれる。
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見た目。称賛。渇望。劣等感。
くちづけの魔法で顔が、顔だけが入れ替わる。性格を規定するもの、演技の根底にあるものが、浮き彫りになる。顔が変わってもわたしはわたし?わたしの顔で得た成功はわたしのもの?
天才女優を主人公とする話としては『アクタージュ』と少し似てる部分もあったが、こちらの方がずっと好きだった。ちょっと人間の闇を感じられる方が自然で安心するのかもしれない。それとも心が汚れてしまったのか…