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小学生新聞のエッセイなので、語り口が子供に向けたものですが、大人が読んでもハッとさせられる事があり、辻村さんらしい温かいエッセイでした。
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毎日小学生新聞で連載されていたものだから、小学生に語りかけるような文章で、読みやすく温かかった。
自分の真の心の動きを捉えて、言葉にしておく大切さは、辻村さんの小説に通じているところだなと感じた。
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作者が、毎日小学生新聞で連載していた記事を1冊の本にまとめたもので、子ども向けの優しい文章で綴られています。
心に抱く感情の言語化(文章化)を大切にして欲しいという作者の想いをエピソードとともに、対象である小学生に伝えています。
子供向けに平易な言葉で書かれていますが、大人が読んでもハッとさせられます。昔々、自分も子どもだった頃に疑問に感じた大人の言葉を、知らず知らずに私も子どもにかけてしまっていたなと思い出させてくれる本です。
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今月から大学生の私が読むには少し遅かった気もしますが、読みました。
この本は、毎日小学生新聞の連載記事をまとめたものです。短いエッセイが40以上収録されていてとても読みやすかったです。
この本を読んで、人の意見=自分もそうであるという前提でしか今まで考えてこなかったことに気づきました。「自分の言葉で」の大切さを知ることのできる本です。
苦手だけど好き!があってもいいという考えには感動しました。苦手=嫌いと思って私は本を避けていたのかも…そして、お話にもあった、『大人からの「本を読め」に無意識の期待が込められていること』に気づき反抗したくなったからかも笑
最近、私は学びたいことを決めて将来を見据えた行動を取らなきゃ!無駄なことなんてしてる暇がない!と思っていたけれど、「何かのためとか役に立つ、立たない」とかで物事を決めてはいけないというお話にはハッとさせられました。焦りすぎもよくないですね、、
主に小学生向けに書いているお話ですが、大人になっても思わぬ気づきに出会える素敵な本だと思います。
生き急いでしまう時に心を落ち着かせるために読みたいです。
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大好きな辻村深月さんのエッセイ。辻村さんは子供の頃に感じたことのあるモヤモヤ(今でも感じているかも)を書いてくれる。何故そんなに分かってくれるのか、読んで少し分かった気がする。周りをよく見て、考えている、とても包容力のある方だなと思った。
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辻村深月さんが毎小新聞で連載しているエッセイをまとめた一冊。小学生を対象に書かれたものですが、年齢に関係なく理解できる•感じられる何かがたくさんあると思います。
丁寧な言葉のひとつひとつが、するりと胸の内に入りこみ、暖かな気持ちになれました。著者の小説ではいつも緻密な心理描写に驚かされ、「どうすればこんな風に考えられるのだろう?」と不思議に思っていましたが、本作を読んで辻村深月さんの視点が少し垣間見えた気がします。
これからも一読者として作品を楽しみにしています!
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エッセイだけど、泣く人いるんじゃないかな。ずっと幼稚園の先生とお話してるみたいだった。私にとっての信頼出来る大人は、幼稚園の先生だった
私が辻村さんが好きだからと、母が届けてくれた本。そうやってこの言葉たちが誰かにプレゼントされるといいな。この本はみんなの未来を思ってる本だから
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すごく丁寧に言葉が紡がれています。自分が小学生の時にこの本に出会っていたら、心の拠りどころになっていたに違いないでしょう。もちろん大人が読んでも、あなたはそのままでいいんだよ、自分の気持ち・言葉を大切にねって温かく背中をおされているような本で、読んで良かったと思いました。
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辻村さんの言葉は本当に癒されるし、自分の中で言葉に出来なかった想いを的確に掬い出してくれる。
読んでて『そうそうそれなのよ!』とか『分かるーーー…』と何度もなった。
共感もあれば、辻村さんの物事を捉える視点って凄くいいな…いいお母さんだなと感じ入る事も沢山あった。
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『かがみの孤城』『この夏の星を見る』の2作しか読んでいないけど、どちらもすごく夢中になって読めた相性のよさだった。本作は小学生新聞の連載記事集、楽しめるか確認したい
#あなたの言葉を
#辻村深月
24/4/2出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/4alkP10
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優しい本。小学生向けに書いた文章をまとめたものだけど、大人な私も癒された。自分の中の昔子供だったころの自分に響いた。
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以前辻村深月さんの「かがみの孤城」を読んだ時、どうしてこんなに子どもの気持ちがわかるのだろうと思ったことがありましたが、この本のはじめにを読んでなるほどと思いました。
私はもう大人だし子どもの頃の気持ちは忘れてしまっているのかなと寂しい気持ちになる事がありましたが、私も昔子どもだったんだから悲しまなくても良いかも?と思えて少し救われた気分になりました。
この本の中には「自分の言葉で考える」というのがテーマとして出てきますが、小学生を対象として向けられた言葉でも大人にとっても凄く大切なことだと思います。改めて自分の気持だったり価値観などを色々考えてみるいいきっかけになりました。
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自分がまだ幼かったあの頃の記憶を開ける鍵。
今まで読んできたエッセイでこんなに温かい気持ちになる事はあっただろうか。
人を傷つけることも幸福にもできる「言葉」
読み進める度にもっと読みたいと思うと共に、寂しさを感じるほど愛おしい。
雨のにおいにはとても共感した。
私は雨が好きだ。いつもと違う音がして、お気に入りの傘をさせる特別な日。私だけの特別をくれた傘は何年も前に友達がプレゼントしてくれたものだ。今は少しボロボロになってきてしまっているけれど、まだ大切に使っているよ。次会った時に伝えるのが楽しみ。
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とても読みやすかった。
今を生きる小学生向けに書かれた内容であるものの、大人が読んでも昔経験した出来事への新しい気づきを得ることができる。"「自分の言葉」をもっているこころが、無意識に怖かったのではないでしょうか"(p.17)など、誰しも一度は通った道だけれども、言語化しにくい状態を表現する力がすごい。
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読書の秋です。昔読んだ本をもう一度読むのもいいし、あるいは、今読んでいるその本を、時を経てまた読んでみるのもよいかも。今はまだわからない隠れたメッセージを、未来の自分が驚きや感動と一緒に受け取れるのだとしたら、読書って、今の自分から未来の自分に贈るプレゼントみたいで、すてきだと思いませんか?(p.133)
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「児童書はその子の一生の地下水になる」という趣旨の話で、絵本を再読した時に得られる気づきについて、ちょうど塩谷舞『小さな声の向こうに』でも書かれているのを読んで、それと同じように「未来の自分に贈るプレゼント」と優しく表現するところなどがけっこう好きだった。『14歳からの哲学』の横に置いて、時々手に取って読みたくなる気がしている。
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この本は小学生向けに書かれた記事をまとめたものだが、大人の自分でも気付きや共感が得られて読んで良かったと思える一冊だった。
どの記事も言葉選びが丁寧で筆者の誠実さや読者に寄り添う姿勢を随所に感じられた。