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「パタリロが泣いた日の巻」
不朽の名作、「FLY ME TO THE MOON」収録巻。
また、「忠誠の木」「霧のロンドンエアポート」が収録された選集3「タイムワープの巻」も外せない所。
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読書録「パタリロ!選集8」4
著者 魔夜峰央
出版 白泉社
P140より引用
“おまえひょっとしたら
冗談ではなく本気で
ぼくが人間じゃないと
思ってるのか?”
目次から抜粋引用
“さよならアフロ
悲しみのプララ
アトランダム
涙のプララ
恋はせつなく”
南海の小島の王国の少年国王を主人公とした、少女漫画風ハ
チャメチャギャグ漫画。
家族揃って食事をしているプラズマ一家、しかしプララが好き
嫌いを言ったためアフロと喧嘩になってしまい…。
上記の引用は、バンコランに対するパタリロの一言。
生身で時間を越えることが出来て、目で煎餅を噛めるような人間
は、他の人には人間と思われなくても仕方ないのかも知れません。
少々悲しくて重い話がまとめてあるので、気楽に読みたい人に
は向かない巻かも知れません。
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8巻に収録された話はどちらもけっこう救いがない…。アンドロイドの一家も、母普通に滅しちゃってるし、その後の母娘の話も、その解決方法でいいの…?っていう。次の病・怪我を不思議な力で治してしまう少年の話も、、、。パタリロも時には過ちを犯すんだよねってことだけど、うーん、辛い。