2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:034 - この投稿者のレビュー一覧を見る
写楽の娘のストーリーです!ストーリー展開がおもしろいです!読むとはまります!続きがどうなるのか気になります!
投稿元:
レビューを見る
春画もの、ということでちょっと色っぽいお話。写楽の娘が蔦屋さんに引き取られ、その才能を開花させていく。
あの有名な北斎の娘も出てきて欲しいなぁ…。
江戸の独特な匂いまで伝わってきそうな描写にうっとりしました。
投稿元:
レビューを見る
母、娘、絵師、吉原の女、妻「女性」ではない「女」としての「熱」が生きる糧。
東洲斎写楽と花魁の間の娘のたまきが描くのは、単なる春画でなく、誰かの心のよりどころ。
死を目の前にした母の珠緒の、由太に畳み掛けるような問いかけの数々「あの子は今・・・・幸せ?」は母の愛の証。
たまきよ、英泉を喰ってしまえ!
さて、次も読んでみたい。
もちろん、架空の話、だか、蔦屋重三郎、北斎、豊国、英泉と、江戸の重鎮達を配し架空であることを忘れさせます。
たまきの描く「誇り」を、手にした筆がどのように描きだすのか?
#漫画好きな人と繋がりたい
#漫画好きと繋がりたい
#写楽心中
#漫画
#漫画倶楽部
投稿元:
レビューを見る
江戸時代、吉原生まれの女の子たまきが外の家に貰い受けられた。絵の得意な彼女は、花魁と、なんとかつて一世を風靡した浮世絵絵師写楽の子だという。5年後、成長したその女の子たまきは、義父の版元蔦重に春画を描くために人に抱かれるよう命じられる。かつて写楽で潤った蔦屋は写楽とともに没落し、風前の灯の存在だったのだ。そこで、起死回生の一策として、春画を売り出すことにする。絵師はたまき。
絵が好きで、それが自らを助ける道となった彼女が、自分の道を見つけ、そこに向かって自ら道を切り開いていく様を描いていくであろう下地の一冊。
中には3話掲載されているのだが、1話め「写楽の娘」で義父に命ぜられた最初の試練があり、2話め「金平糖」でその顛末があり、3話めで過去を切り離し、自らの足で生きていく決意をする。母の簪がキーとなるのだが、由太郎の優しい嘘をその賢さでちゃんと見抜く場面には泣きました。
ほのかな、しかし叶わぬ恋もあり、江戸の風俗も細やかに描かれ、絵柄も安定しているのでストーリーに没頭できる。偽史ものでもあり、テーマが浮世絵、その中でも春画。絵師同士の対決もある模様。これからが楽しみです。