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8件
ピーター・リンチの株で勝つ[新版]―――アマの知恵でプロを出し抜け
著者 ピーター・リンチ , ジョン・ロスチャイルド
普通の人のほうがプロの投資家より有利と説く著者が、有望株の見つけ方から売買のタイミングまで、株で成功する秘訣を伝授。伝説のファンドマネジャーが語る株式投資の極意。
ピーター・リンチの株で勝つ[新版]
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ピーター・リンチの株で勝つ アマの知恵でプロを出し抜け 新版
2008/02/28 22:34
バイブルにしたい。
18人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:(k・д・w) - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが悪すぎるけど(原題はワンアップ・オン・ウォールストリートとかいう秀逸なタイトルだけど、邦題が最悪)、内容はとても良かった。今年読んだ投資本の中ではベストで、株系に限定すれば今まで一番良かった。バイブルにしたい。文字が小さくて分厚くて、濃厚なんだけど、文章はウイットに富み、読みやすい。著者のピーター・リンチは、世界最大規模の投資ファンドを運営するファンドマネージャー。バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェットや、クオンタムファンドのジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズ、あたりが世界三大投資家として有名だけど、おそらくリンチ氏も彼らに匹敵する実力を持っているはず。投資スタンスとしては比較的長期で、自分の身近で起こっている出来事に注目して割安を買っていく、王道な感じ。特徴としては、機関投資家が買わないような小さな企業を拾い、10倍を目指す(テンバガーだとか)。しかし、偏った印象はまったくなく、非常にバランスの良い投資家だと思った。それは、株式をまず以下の6種に分類してから考えよ、という教えからもわかる。以下の6種とは、1、低成長株(電力株、事業拡張の余地なく配当が安定)、2、優良株(コカ・コーラ、P&G。低成長株を上回る成長、年率10~12%の成長期待。不況に強い)、3、急成長株(タコ・ベル、ウォルマート、Gap。財務内容が良く収益性の高い会社を)、4、市況関連株(売上と利益が循環的に上下。自動車、航空、タイヤ、鉄鋼、化学。優良株とは異なる)、5、業績回復株(クライスラー、フォード。大きな利益が期待できるが倒産も)、6、資産株(金属、石油、テレビ局、特許を持っている薬品)である。イメージではなんとなく掴んでいても、今まで、ここまではっきりと分類を考えたことがなかったから、見習いたいと思った。他に印象に残ったのは、何にたとえていたか忘れたけれど、椅子だったかカーテンだったか、そんなものを買うときは、何軒も店を回り何週もの週末を費やすのに、10数万円の株を購入するときは、皆10分も考えずに決断する、というような記述だ。これは耳が痛い。自分も、ある程度財務状況などは調べていても、社長の名前すら知らずに株を買っていることがある。何故だろう、10万円の椅子を買おうものなら、悩みに悩んで、検討に検討を重ねるはずなのに、10万円の株だと、あっさりと買ってしまう。以後、気をつけたい。
ピーター・リンチの株で勝つ アマの知恵でプロを出し抜け 新版
2017/09/10 12:53
当たり前のようで難しいかな
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:600 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットで評判だったので買って読んでみました。
テクニックだけでなく、株で利益を出すための行動について書かれています。
ふんふん、なるほど、と思って読んで、それを普段の行動や株取引きに反映されないと意味はないので、書かれていることを少しでも頭に入れて、普段の行動から変えてみたいと思います。
ピーター・リンチの株で勝つ アマの知恵でプロを出し抜け 新版
2018/07/07 15:07
成功するための原則
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごまたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
新人会社セミナーにて読破。金利平価やファンドマネジャーを必要としないパッシブファンドがあるなどかみ砕いて解説がされているので、何となく分かってきた気がします。