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ラテラル・シンキング入門 発想を水平に広げる
著者 ポール・スローン
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授・名和高司氏 推薦!
ロジカル・シンキングの限界を超え、
ビジネスにイノベーションを起こす思考法
折からの思考法ブームで、
いま再び注目を集めている「ラテラル・シンキング」(水平思考)。
「ラテラル・シンキング」とは、
これまでの「前提から仮説を立て、推論し、結論を得る」という
ロジカル・シンキング(垂直思考)とは別の視点から、
イノベーション(仕事の変革)に向けたまったく新しいものの見方をすること。
本書は、まず
「前提を疑う」「奇抜な組み合わせをする」「見方を変える」など、
ラテラル・シンキングができるようになる10の方法と、
それをチーム・組織づくりに活かす方法を解説した入門書です。
随所にラテラル・シンキングクイズ、
チームでできるゲーム・エクササイズの例も収録!
チーム・会社の演習にも役立つ実践的な内容になっています。
※本書は、2007年に小社より刊行された『イノベーション・シンキング』を改題、再編集したものです。
【ラテラル・シンキングは、こんなイノベーションをもたらした!】
・「接着力が弱い糊」と「本のしおり」を組み合わせる→「ポストイット」の大ヒット
・「制汗剤」に「ボールペンの仕組み」を応用→「ロールオンタイプ」の制汗剤に
・濃厚すぎて瓶から垂れにくいソース→「ソースのとろみ」を強調する宣伝戦略に
・仕様は「非公開」が常識のパソコン→仕様書を公開、「ユーザ本位」がスタンダードに
・関節炎を治す泡風呂、売れず→「富裕層」にターゲットを変更、贅沢品として大ヒット
【ラテラル・シンキングができるようになる10の方法】
方法1 前提を疑う
方法2 探り出すような質問をする
方法3 見方を変える
方法4 奇抜な組み合わせをしてみる
方法5 アイデアを採用し、応用し、さらに改良する
方法6 ルールを変える
方法7 アイデアの量を増やす
方法8 試してみて、評価する
方法9 失敗を歓迎する
方法10 チームを活用する
【あなたの発想力を試してみよう!
ラテラル・シンキング クイズ】
「ある男が、ココナツを1ダース5ドルで買い、
1ダース3ドルで売った。
これで彼は百万長者になった。それはなぜ?」
(答えは本書に!)
ラテラル・シンキング入門 発想を水平に広げる
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2024/09/17 18:55
訓練で身に付く力
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めは考えても分からないという気持ちになったが、慣れるにつれ、訓練をすれば自分にも身に付く力かもと思えた。
本書のクイズと、著者の「ポールスローンのウミガメのスープ」を解いた。
回答は、解がひとつあるというより、どんな観点で考えればいいかストックを持って、当初思い当たらなかったものをいくつか思い付くことが大事なのかと思った。
ラテラル・シンキング入門 発想を水平に広げる
2019/11/10 19:51
顧客をアイデアの源として活用する
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:T3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
入門と名乗るだけ有り、
体系化してイノベーションの起こし方を説明している。
私自身が肝に銘じようと思ったことは以下の2点。
1 顧客をアイデアの源として活用する
顧客は、製品の改良や、値下げ、サービスの向上を要求するのは得意だが、ニーズを満たすような新製品を予見する力はない。
顧客から見識を得るいい方法は、顧客の製品やサービスの使い方を細部まで研究し、彼らが抱える現実的な問題を観察することだ。
2 悪習 計画にないことはしない
これは、自分をがんじがらめにしているようなものだ。計画は、細かい地図ではなく、大まかな指針ぐらいの、ゆるい枠組みであるべきだ。市場の突然の変化や、新しい脅威、チャンスに柔軟で、実験の余地がなければならない。