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2件
おいしくて泣くとき
著者 森沢明夫
無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂かざま』。店のオーナーの息子・心也は、怪我で大好きなサッカーができなくなり、中学最後の夏休みを前に晴れない気持ちを持て余している。また心也は、時々こども飯を食べにくる同級生のことを気にしていた。一人は夕花。クラスから疎外され、義父との折り合いも悪い。もう一人は金髪パーマの不良、石村。友情と恋心、夏の逃避行。大人たちの深い想い。〈子ども食堂〉から始まる思いやりの連鎖が、温かな奇跡を呼ぶ。傑作長篇、待望の文庫化!
おいしくて泣くとき
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おいしくて泣くとき
2023/01/15 22:53
あっという間
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
気付けば引き込まれ、最後は泣きながら読んでいました。人って自分も大切にするけれど、やっぱり自分の大切な人が一番大切なんだなと思える本です。いい本に出会えました。
おいしくて泣くとき
2022/07/14 15:46
泣ける長編小説
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親を亡くしこども飯を提供する大衆食堂の息子、心也はこども飯を食べにくる夕花と不良の石村を気にかけていた。夕花は学校で疎外され家庭でも問題を抱えていた。石村との関係や夕花との恋心を交えながら同級生との友情、別れが展開する。同時進行するカフェレストランミナミの事故による店舗修復と大衆食堂との関係は?最後に感動する繋がりは森沢ワールドの見せ場。感動のラストが待っている。