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慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件
著者 加藤康男
新資料多数発掘! 写真・図版100点以上収録で明かされる、80年後の真実。中国兵に虐殺された邦人250余名の非命をたどる血涙ノンフィクション。
序章 虐殺の城門へ
第一章 通州城、その前夜
冀東防共自治政府と殷汝耕
閉められた城門
七月二十九日、黎明に響く銃声
第二章 血染めの遺書
奇跡の妊婦二人
血染めの日記帳
浜口茂子の遭難記
通州事件関連の写真・図版集成
第三章 日本人街の地獄、その検証
安藤記者の脱出記
ある留学生による救援現場報告書
荒牧憲兵中尉の調書・検証
第四章 私はすべてを見ていた――佐々木テンの独白
昭和天皇と因通寺
佐々木テンの独白
第五章 救援部隊到着――連隊長以下の東京裁判証言録
萱嶋連隊、通州に反転
「東京裁判」での証言
外務省の事件処理
第六章 現地取材はどう報道されたか
衝撃を伝える新聞各紙
吉屋信子の憤怒
アメリカ人ジャーナリストの目
第七章 日本人襲撃は国民党との密約・陰謀だった
実は、同時多発テロ計画だった
張慶余『冀東保安隊通県反正始末記』
終章 「あとがき」に代えて
慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件
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2025/01/21 12:59
「佐々木テン」を引用すると
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和60年に故人となった入江相政が序文を書いた事になっている「天皇さまは泣いてござった」に文中から通州事件から50年になる昭和62年に書いたのが読み取れる「佐々木テン証言」なるものを長々と引用している。広中一成が通州事件の本の改訂版で「佐々木テン証言」を使っていたのには呆れたものだ。「佐々木テン証言」なるものを使った通州事件の本は例の「吉田清治証言」を鵜呑みにした従軍慰安婦ものと大して変わらないとしか言いようがない。この夫婦は関東大震災での朝鮮人虐殺は「なかった」そうだが臨政が摂政宮の成婚にテロリストを送り込んだので自警団の行為は「自衛行為」だと主張している本を書き飛ばしているが。

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