後味が悪すぎる49本の映画
著者 宮岡太郎
人はどうして、後味が悪い映画に惹かれてしまうことがあるのだろう。
予定調和的なハッピーエンドに飽き飽きしたから?
自分はこの映画の主人公よりはマシだと現実逃避したいから?
単なる怖いもの見たさから?
様々な理由があるだろうが、それだけ後味が悪い映画というものには、触れた者にビターな爪痕を遺してゆくような強いインパクトがあるに違いない。ハッピーエンドに感涙することが感動である一方で、バッドエンドに戦慄することもまた感動なのではないだろうか。恐ろしくもついつい指の間から見てしまう、《後味が悪すぎる映画》の魔力あふれるディープな世界に、皆様をご案内したい。
後味が悪すぎる49本の映画
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