- みんなの評価
2件
林修の仕事原論
著者 林修
「どう生きるかとは、どう仕事をするかと等しいとまでは言えないとしても、重なる部分はあまりにも大きい。だとしたら、仕事といかに向き合うかについて、もっともっと考えるべきではないでしょうか?」予備校講師の枠を大きく超えた活躍を続ける林修先生。この社会で“勝てる場所”を見つけるためにどのように考え、どのように行動してきたのか。自らの仕事観を初めて明らかにした人気作が待望の新書化。
林修の仕事原論
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2020/09/18 10:05
林先生は努力の人だとわかる。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sacchibi - この投稿者のレビュー一覧を見る
プレゼント選び、食事のお店選び、細部にわたって、一流を目指しつつ、
自身の「できること」を的確に把握している結果なのだと思う。
自分ルールではなく、相手がどんなモノを求めているのかを察する力の有無が
人付き合いにおいては必要だと感じさせられた。
また、学生にも美味しいモノを食べに行くよう、リスト化して渡す。
この際は、高価なお店でなくB級グルメも提案できる幅広さ、相手の財力で手の届く
場所選びなどすごく大切だと気付かされた。
「正しい場所で正しい方向で十分な量をなされた努力は報われる」
この言葉は本当だと思う。
1ミリでも努力の方向がズレてしまったままだと十分な量の努力は
大きな無駄となってしまうだろう。
敗者に泣く資格はない。
単に努力不足、自分に非がある。
本当に一流のお店は、「特別扱い」をしない。
お金は稼ぐより、使う方が難しい。
本当のトップは、感情にぶれが少ない。
(正しく必要量努力しているので、不本意な結果に至らない)
いちいち正論すぎて、グーの音も出ない。
これだけのことを続けて来れたので、
知識量、それを伝える力が一流なのだと思う。
やっぱり林先生、好きだなlと思える一冊。
林修の仕事原論 壁を破る37の方法
2016/11/12 21:20
プロの仕事人とは何か?詰まった本
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
林先生の講演を聴く機会があり、「今でしょ!」の人というテレビの印象とは異なる一面を垣間見たので手に取ってみました。仕事に対する真摯な態度、負けず嫌いなプロフェッショナルの矜持を見ました。
よくよく観察すること、見た目の大切さ、女性の意見に耳を傾けることなど、少し意外なところもありましたが、仕事は勝負で勝ち負けがあるとする、少々極端でドライな思考が、いまテレビで活躍している成功要因なんだと納得しました。いろいろな意味で馴れ合わないプロ根性を感じます。
そして、仕事の失敗の3要因「情報不足」「慢心」「思い込み」と「想像力不足」の指摘はもっともで、考えさせられました。言い換えれば、準備不足や惰性、何事にも億劫になって面倒がるなどは、まさに失敗のもとなんですね。