- みんなの評価
150件
嫌われる勇気
フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。
嫌われる勇気
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
嫌われる勇気
2014/08/22 07:59
人生とは連続する刹那
53人中、46人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:momo - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで承認欲求にとらわれ自分を大切にしてこなかったと気づきました。
嫌われる勇気とは、そんな自分と決別し自分らしく生きる勇気だと思います。
もちろん誰のせいにもできないし責任は伴います。しかしそれを乗り越えることに喜びを感じられたら人は幸せになれるのでしょう。
人生は線ではなく連続する刹那であり、今ここにしか生きることができないということを常に意識すれば人生はより充実したものになると確信しました。
厳しい内容の本ですが、たくさんの方に読んでもらいたいです。
嫌われる勇気
2014/09/05 13:49
ヒット作!価値観が変わるきっかけになるかも。
34人中、33人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤンヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで人間関係に起こった疑問などに新しい解釈を与えるきっかけとなりました。
自分の中で「なるほど!」と思えるような新しい考え方が浮かぶようになります。
心理学って面白いですね。
今の日本だからこそ求められているような。
売れているにはわけがあるようです。
嫌われる勇気
2016/04/26 23:04
考え方が変わるってこういうことなのかなと
30人中、30人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Y - この投稿者のレビュー一覧を見る
「他人と過去は変わらない」「自分が変わらなければ状況は何も変わらない」
今まで散々聞いてきた言葉だが、正直「自分が変わったって相手が変わらなかったら状況は何も変わらないのだ」と思ってきた。
例えば理不尽な嫌がらせや無視のようないじめは大人になっても無縁ではない。
学生時代にいじめと無縁だった人でも、社会には色んな人がいて、ある日突然、大した理由もなくいじめられることがある。
それは「妬み」や「かわいさ余って憎さ百倍」や「~ハラスメント」までをも含めたら無限にあると言ってもいいかもしれない。
「気にするな」「世間とはそんなものだ」「捉え方を変えれば感じ方も変わる」「あいつはそういうやつなんだと思えばいい」……等々、そんな言葉だけでみんなが解決できるなら悩んでいる大人はこんなにいないはずだ。
気休めや説教、筆者の自慢話や占い&スピリチュアル関連はもういいから、具体的に、どういう思考に切り替えればいいのかが知りたいんだ!という人は一度読んでみることをお勧めする。
少なくとも、私はこれで今いる世界から自分の心を救い出すことができた。
苦しみがなくなることはなくても、減らせるだけでも、読む価値はあると思う。
ただ、人によってはかなり耳が痛い部分もあると思う。
登場人物の「青年」のように腹立たしいと感じたなら、それは「考え方を変えるチャンス」なのかもしれない、と考えて最後まで読んでみてほしい。
私は固い文章が苦手なので、会話形式の、小説のような内容がとっつきやすいと感じて購入したが、ひとに勧めたところ、それ(会話形式)が逆に読みづらいと感じる人もいた。
私自身は漫画の解説書があまり得意ではないので、これくらいがちょうどよい。
漫画と心理学書の中間くらいの感じだろうか?