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9件
氷点
著者 著者:三浦綾子
辻口病院長夫人・夏枝が青年医師・村井と逢い引きしている間に、3歳の娘ルリ子は殺害された。「汝の敵を愛せよ」という聖書の教えと妻への復讐心から、辻口は極秘に犯人の娘・陽子を養子に迎える。何も知らない夏枝と長男・徹に愛され、すくすくと育つ陽子。やがて、辻口の行いに気づくことになった夏枝は、激しい憎しみと苦しさから、陽子の喉に手をかけた――。愛と罪と赦しをテーマにした著者の代表作であるロングセラー。
続 氷点(下)
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氷点 改版 正上
2022/07/31 13:57
つい引きこまれる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る
娘のルリ子を殺された医師の辻口啓造は、妻への復讐のため、ルリ子を殺した犯人の娘を養子に迎える。あらすじを見ると突飛な設定だと思った。しかし読んでみると、啓造も娘を引きとるまでさまざまに考え、葛藤していた。その心の動きについ納得してしまう部分もあった。昭和の本でも読みやすく、つい続きが気になって気づけば物語に引きこまれていた。
2021/10/10 00:31
やはりモヤモヤ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
北原が、足を切断というケガをおってしまったのは、本当に不幸だし、気の毒すぎるけど……これのために、陽子が結婚してあげるというのはちょっと……違う気がしました。完結してもモヤモヤ
2021/10/09 07:08
続、でちょっとほっ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりにも陽子が、気の毒すぎ、かわいそう過ぎて、あのまま死んでしまったら……と本当に辛かったけど、続編では、続編では……。ネタバレになるからこれ以上書きませんが、出生の秘密やら……又波乱