電子書籍
ひまつぶしの殺人
著者 赤川次郎
世界有数のダイヤコレクションを携えて、謎の石油王橘源一郎が、中東から突如帰国した。そのニュースを知った早川家は大騒動。なにしろ母は泥棒、兄は殺し屋、妹は詐欺師、弟は警察官という偉大なる一家なのだ――。弁護士をしていて、ただ一人まともな圭介の悩みは深まるばかりだ。そんな圭介の心配をよそに、一家の関心は、もっぱら橘の滞在先のS湖のVIPホテルへ……。盗む側と守る側の華麗な知恵くらべの幕が開く!! 人気作家赤川次郎の長編ユーモア・ミステリー。
ひまつぶしの殺人
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍ひまつぶしの殺人
2021/11/29 20:00
職業が面白い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一家で、泥棒、殺し屋、弁護士、詐欺師、警官……なんてあり得ないけど、これがアリ、なのが、赤川次郎作品です。自分的には、赤川次郎作品の中ではイチオシ……ですね。テンポがいいので、矛盾点が気にならない……
紙の本ひまつぶしの殺人
2016/02/24 20:22
すごい設定
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の人も書いているでしょうから、説明は省きますが、
家族の職業?がとんでもないお話です。
ちゃんとそれぞれに見せ場があるところがいいです。
個人的にはお兄さんがかっこよかったです。
紙の本ひまつぶしの殺人
2001/04/29 14:57
軽やかなアップテンポで、次から次へと事件があり、最後まで退屈させない本
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親が泥棒、兄が殺し屋、妹が詐欺師、弟は警察官で、主人公の圭介が弁護士という発想が面白い。圭介は、母親や兄がいつか捕まった時に彼らを守るために弁護士になったほどの家族思いであり、また家族の結束も強い。
ある日、石油王が世界有数のダイヤコレクションを携えて帰国したことから、母親と妹がダイヤをそのダイヤを狙い、兄が石油王の命を狙い、弟がそのダイヤを警護することになったものだから、また、圭介の苦労が始まる。
軽やかなアップテンポで、次から次へと事件があり、最後まで退屈させない。家族の性格や職業が個性的で、面白く書かれていて、家族の絆の強さにちょっとじんとくる作品。