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イグナシオ

著者 花村萬月

神父や修導士の厳しい監督のもと、社会から完全に隔離した集団生活――修道院とは名ばかりの教護施設で、混血児イグナシオは友人を事故に見せかけて殺害した。修道女・文子は偶然現場を目撃するが、沈黙することを約束する。“人を裁けるのは、神だけです。”静謐に言い放つ文子にイグナシオは強く女性を意識し、施設を脱走する最後の晩、初めて文子と結ばれる。そして、己の居場所を探して彷徨い新宿歌舞伎町で新たな生活を始めるが……。芥川賞受賞作と対をなす記念碑的名作。

イグナシオ

税込 594 5pt

イグナシオ

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イグナシオ

2001/06/16 09:42

『ゲルマニウムの夜』の原型?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:旅歌 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 芥川賞受賞作『ゲルマニウムの夜』は、悪く言えばこの作品の焼き直し、という感想を聞いたことがある。この作品を先に読めば、そんな感想もありそうだ。主人公イグナシオの修道院での生活がほとんど『ゲルマニウムの夜』とそっくりなのだ。萬月さんの体験が元になっているからこれは仕方ない。そんな邪推より、ここに来てなぜ萬月さんが、イグナシオを発展させたような格好で『ゲルマニウムの夜』を書こうと考えたのか、これの方が大事な気がしている。

 と言って、『ゲルマニウムの夜』の主人公朧が、この物語の主人公イグナシオが元になっているかというとそうとも言い切れないと思う。朧は萬月さん描くカリスマ性を帯びた人物の集約として描かれているのであって、単純にイグナシオを発展させただけではない。近いといえば、近いのだけれど。

 イグナシオは混血児として描かれている。萬月さんの登場人物たちの系譜から言えば、拠り所のないアイデンティティを持たない人物として捕らえた方が的確だと思う。いわゆる境界上に立つ人物。たとえば、『セラフィムの夜』の山本のような。直接的にはイグナシオのカリスマ性は描かれてはいない。もちろん、出会う女たちを片っ端からってのは近いものがあるかもしれない。ただし、これは萬月さんのサービスのなせるわざだ。

 イグナシオの殺人が「聖」なのかどうかは、論理に飛躍があり過ぎて萬月さんを愛する読者以外は承服しかねるだろう。だが、悩める姿は十分に伝わると思う。萬月さんのあとがきを読めばなお鮮明になる。加えて、昭和40年代後半という時代設定からも、より私小説的な匂いがただよってくるのだ。『ゲルマニウムの夜』を読んで萬月さんの作品に興味を持った方には、この小説を一読してみることをお奨めする。果たして、どのような感想をお持ちになるだろうか。

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