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養生の実技 ――つよいカラダでなく
著者 著者:五木 寛之
私は多忙で不規則な生活の上に検診、治療で病院に行くこともない。自分の養生スタイルを全うしているからだろう。名著『養生訓』をひもときながら、私自身の長年にわたる実践をすべてここに明らかにしようと思う。
養生の実技 ――つよいカラダでなく
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2007/04/05 17:51
明日死ぬとわかっていても
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
五木寛之流養生術なのですが
惹かれたのは「明日死ぬとわかっていても養生」という言葉。
そうなんですよね。
人間って本来、そうあるべきなんですよね。
「病気に完治なし」というのもその通り。
ただ一時的に治まっているだけ。
やっぱり養生は大切ですね。
でもその養生はできることをやればいい。
無理にやることもなければ
それに反することをして
罪悪感や後悔を抱えるのは本末転倒。
人間には「天命」があるのに、
自分ひとりで世界を動かすことができる
と思ってひとり頑張って、体を壊していやしないか。
そんな傲慢さが病気を引き寄せてはいないか。
そんな勝手流でありながら
真実をついている養生論です。
だから「明日死ぬとわかっていてもやれる養生」なんですね。
しかし五木寛之が頭を洗わない
というのは本当だったんだー
という別のことが気になったりして。