電子書籍
償いの椅子
著者 沢木 冬吾
五年前、脊髄に銃弾を受けて能見は足の自由を失い、そして同時に、親代わりと慕っていた秋葉をも失った。車椅子に頼る身になった能見は、復讐のため、かつての仲間達の前に姿を現した。刑事、公安、協力者たち。複雑に絡み合う組織の中で、能見たちを陥れたのは誰なのか? そしてその能見の五年間を調べる桜田もまた、公安不適格者として、いつしか陰の組織に組み込まれていた。彼らの壮絶な戦いの結末は…?
償いの椅子
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本償いの椅子
2015/01/17 13:27
最後まで読ませます
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
復讐に燃える男の物語。
「約束の森」が、中盤までのハートウォーミングな感じから、終盤急にドタバタ感が否めないのに比べ、本作はしっかり最後まで読ませて、きれいに締めてあります。
面白かったです。
紙の本償いの椅子
2015/10/23 06:55
はじめは「ん?」って思ったけど
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ももなり - この投稿者のレビュー一覧を見る
これもテクニックなのかな…そっけない会話が続く導入部分では
登場人物になかなか感情移入できず、
「ん?」失敗か?と思ったのもつかの間
読み進めていくうちにすっかり夢中になってました。
結末はちょっと強引でしたが(笑)
やっぱり沢木作品の心理描写はいいですね☆