電子書籍
ここは神楽坂西洋館
著者 著者:三川 みり
都会の喧騒を忘れられる街、神楽坂。婚約者に裏切られた泉は、 路地裏にひっそりと佇む「神楽坂西洋館」を訪れる。 そこで植物を愛する若き管理人・藤江陽介と出会うが、 彼にはちょっと不思議な特技があって?
ここは神楽坂西洋館
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本ここは神楽坂西洋館 2
2016/10/10 17:10
下宿人たちが家族のように朝ごはんを食べる最後のシーンにホッコリ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しい庭のある下宿「神楽坂西洋館」とその下宿人たちを守るのは大家である陽介。彼もまた、下宿人たちに気遣われ、守られてました。
今回は「プルースト」店長の佳織さん、「神楽坂西洋館」の料理人の三島さんの過去に触れるエピソードが入ってます。そして、最後のエピソードは陽介の消えたお父さんに関する話でした。そのお父さんを探す手伝いをレイちゃんさんがしたので、彼の過去についても少し明かされました。
これで現在「神楽坂西洋館」に住んでる住人たち全員のの過去の問題は一応片付いたので、この話はここで完結なんじゃないかと思います。
最後、父親の問題が片付き吹っ切れた陽介が、泉との恋に漸く一歩踏み出して恋人になれたのは良かったです。
紙の本ここは神楽坂西洋館 1
2016/07/13 05:36
三島さんの料理が食べてみたい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこかしら問題を抱えた下宿人達の安息場である神楽坂西洋館で起こる話。101号室に住み始めた主人公の泉の話を含め、五つの部屋に住む下宿人達が各話ごとに登場し全5話の短編で構成されています。大家のフジエさんは表情が乏しく無愛想で誤解されやすい青年ですが、自分が手入れしている庭の草花と共に下宿人達とその周辺の人たちを自分の責任として守っています。
泉とフジエさん改め陽介の間も恋人一歩手前な所で終わったし、料理人の三島さんの事情も謎のままだし、これは続きが無くてはと思ったら、2巻発売が間近だそうです。
ほんわかと温かい気持ちになりたい時のための一冊です。