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つれづれノート(角川文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 35件

電子書籍

つれづれノート

著者 著者:銀色 夏生

エッセイ風なものを書いてみました。日常生活の機微が伝わると思います。いざ書いてみると、三枚目ですが、実際は気むずかしくて風変わりなのです。――著者

つれづれノート

税込 540 5pt

つれづれノート

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みんなのレビュー35件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本相似と選択

2011/07/01 16:32

エバーグリーン。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

いままで通して読んできた人には実感できると思う。
たぶん読み終えてほっとするような。
なつかしい場所へ帰る感じ。
少なくともわたしはそう感じた。

はっとした文章がある。
『鋼鉄のような心になったとしたら、
 傷つくことはないかもしれないけど、
 やさしさや繊細な思いがわからなくなる。
 だから、どんなに攻撃に弱くても、
 やわらかい心を残したまま、生きていかなくては』(本文103ページ)
これを読んだあとに、茨木のり子の「汲む」という詩に出会い、
引き寄せた文章の大切さを思った。

『奇跡の中に私たちはいるのだ そのことをいつも思い出していたい』
(本文239ページ)
これは、
東日本大震災が起きる前の3月2日の日記の中の一文である。
書く人というのは、常に風を一足さきに感じているんだなと思う。
あえて活字になることで、頭にあったうっすらした輪郭が浮かび上がる。
意識と自覚を深めて、この文章を、できるだけ忘れないようにしたい。

長年つづいているシリーズを読み続けていけるのは幸せだ。
最新作を手にとるときに、
今まで読んできた、そしてこれからも読めるという、
その作品とのつきあいを実感できるというか。
ひさしぶりだね。待ってたよ、と、本に声をかけたくなる。
そして
いつも帰る場所のようであってほしい。と思ってしまうのだ。

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紙の本きれいな水のつめたい流れ

2010/01/14 15:10

読んだ後にきっと思う。「フレー!フレー!私!!」って。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀色さんからのプレゼント、「つれづれ」の第17弾。
帯に「愛と孤独について語っています」とあるとおり、
銀色さんの、人を愛することについての深い考察が綴られています。
いま、こんなふうにストレートに愛と孤独、って謳っているような本って
少ないんじゃないかなと思う。知りたいのにまっすぐに向き合えない場合のほうが多いような気がする。
そこにあえて切り込んでいく潔さが心地いい。

今回は銀色さんが長編小説に挑戦するくだりがあって、そのことに対する
創作の苦労みたいなことも書かれているのだが、
気持ちのアップタウンが激しくて、アーティストの孤独みたいなものが
伝わってくる。

人ってなにかを真摯にやり遂げようとするとき、なにかを極めようとするときは、自分ひとりで向き合っていく寂しさに耐えなきゃいけないんだな、って。それは、ひとりの人を本気で愛することにも繋がっていくのかな、って。

読んでいていつも思うこと。
「つれづれ」は本当に深いところまで連れて行ってくれる。
そして、読み終わると、自分のいまの状況に感謝したくなる。
たとえば、なにげなく浮かんでる雲がとてもきれいに見えたりして。
自分の日常に意味を見出せる。もっと大事にしようって思える。
素直でありたい、と強く感じる。
ビタミンがじわじわと沁みてくる。
こんなふうに何度も読み返したくなる本って、少ないなぁ、って
抱きしめたくなるのです。



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紙の本出航だよ

2010/10/05 00:02

今回もボリュームたっぷり!すごくひらかれた世界があります!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作の「カレーとシチュー」の懸念は払拭された。
前作と同様に生意気を言わせて下さい(笑)。
よかった!わたしの好きな「つれづれ」だった~!

今回はほんとうに、うんとうんとひらかれた世界。
「出航だよ」というタイトルのとおり、
CDの制作や新しい会社の立ち上げなど、
新しいことに果敢に挑んでいく銀色さんの日々。
ドライブ感があって、どきどきわくわくさせられる。

そんな挑戦の中、多くの人との出会いや交流がある。
銀色さんの鋭く深い考察(ソロ)もいいけど、
誰かとの合奏はまたいっそうおもしろい。
人との関わりって、やはり個人では出せない深みがある。
一人ひとり、奏でる音が違うから。
重なったり、反響したり、複数の音が成立させる複雑さ。
音の広がりがたのしめる。

もちろんあの、何ページかに一度、立ち止まってしまう、
感慨深い洞察のみずうみは豊かにあります。
でも今回はそれにプラスで
色々な人との交わりのライブ感というのか。
作者の、人と対するときの真剣さが伝わってくる。
人との関わりのいいところから、いい仕事が生まれる瞬間。
その現場の雰囲気に、興奮してしまう。
みんなでたのしくワイワイやっていく感じ。
もちろん苦労もたくさんあるのだろうけれど。
どうしたらよりよい仕事ができるのか、
「冷静」と「情熱」を両立させながら奮闘していく作者の姿。

「人に理解されるという実感が与えてくれる喜びって、
 とても大きい。それを人は日々の暮らしの中で
 あまり見ないようにしている気がするけど、
 見たら?って思うよ。見たら、人への接し方を
 一から考え直すと思う。自分と誰かの物語が、
 他者への教訓やレッスンにもなりえるし、
 人の物語が自分を映す鏡にもなる。ものすごい真実が、
 いつもいつも目の前にあるのに、驚くほど人は、
 それをとらえようとしていない。」(本文290ページ)

長い引用をしてしまったけれど、
今回はとてもここがキモのように感じた。
いつでも冷静にじぶんに原因を求めるというのは、
とてもクールで上品なことだ。
反面、貫き通すのはなかなか難しいことでもある。
日々色々な感情に揺れてしまうのも、
ほとんどは、人から理解されたいがためだろう。
でも、人の心を完全にコントロールなんて、絶対にできないことだ。
だから、
「自分をカスタマイズしよう。自分の好きなように。」(475ページ)

心の手帳に、記しておきたい。

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紙の本土から芽がでて風がそよそよ

2016/03/28 12:20

とても楽しめました。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tiffany - この投稿者のレビュー一覧を見る

発売日をすいぶん前からチェックし、当日を楽しみにしておりました。
25日に購入後、すぐに読みたくてカフェでゆっくりくつろぎながら
読みました。期待どおり、銀色さんのするどい意見や、優しいご見解などに出会えました。もう次の巻が発売されることを楽しみにしています。

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紙の本つれづれノート 1

2011/10/12 23:31

穏やかになれる自分。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わか315 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、銀色夏生さんのつれづれノートの存在を知り、とても興味を持ったので購入しました。「自分は自分の道を歩いていっていいんだなあ」と許された気持ちがしました。なんてことのない毎日を淡々と書かれているのに、どうしてこんなに癒されるのでしょうか。私はこのエッセイに出会えたおかげで、持病の事も、「なるべくしてなったんだな、病気の事ばかり考えないでほかの事に没頭していればいつかなおるとおもう」それが今の私の通るべき道なんだな、と、心がフワッと軽くなりました。プラス思考ばかりのエッセイは疲れてしまうのだけれど、夏生さんは気取らず、泣いたり笑ったり淋しくなったりとても素直。それが読んでいて心地よいのです。毎日の何気ない事を書いて、人の心を癒してくれる夏生さん。これからずーっと追いかけて読んでいきたい作家さんになりました。銀色夏生さんにありがとうといいたいです。

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紙の本ぷかぷか浮かびとこれから

2019/08/27 01:23

大好きです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tiffany - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズが大好きで、中学生のころ1が始まって、自分はアラフィフになりましたが
今でも発売されたら必ず購入して、大切に銀色夏生さんの言葉を噛みしめながら読んでいます。

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紙の本出店にトライ!

2019/06/05 00:21

つれづれノートは毎回楽しみです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀色夏生さんの本は、殆ど購入していますが、つれづれノートは毎回楽しませてもらっています。
日常話にほっこりしたり、ハッとしたり…
これからも続けて欲しいです。

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紙の本出店にトライ!

2019/05/05 00:24

とても良かった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tiffany - この投稿者のレビュー一覧を見る

中学生の頃に1巻が発売され現在47歳になり34巻まで刊行され、感慨深く思います。Babyだったカーカ、さくくんの成長を本で知っているので、まるで親戚のような気持ちでいつも読んでいます。これからも温かくて繊細な表現に触れられるのを楽しみに待っています。

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紙の本ひとり、風に吹かれるように

2014/03/30 09:11

久しぶりに

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あかね - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近はちがう方向にいっていたこのシリーズも、ようやくつれづれらしい内容になりました。
安心して読めるし、時折クスッと。
今回は、かんちゃんが『ある、硬いお菓子をたべる』とこで、笑ってしまいました。

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紙の本引っ越しと、いぬ

2003/11/08 04:36

パワーアップです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アップルパイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

夏生さんが、リコンされてその心の自由さが増しています。賛否両論あるだろう、この方ですが、私の心をきゅっと締めなおしてくれる、とても大事な本です。とても簡単に描かれた日常の中で大切なものがつまっています。

かんちゃんもだいぶ大きくなりました★

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紙の本島、登場。

2002/07/05 23:15

島へ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ささゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀色さんのつれづれ日記10冊目。これだけ続いているということはかなり評判がいいんでしょうね。確かに一度ひきこまれたら途中ではやめられない魅力があります。

占い師の「島が見えます」という言葉で、「私の運命だったんだ」と住む島を探す。たぶんここだと決めたのは沖縄の離島です。島の生活を想像して、わくわくする姿が目に浮かびます。でもイカさんとの生活はどうなってしまうんでしょうか? 心配です。
でも銀色さんには思うままに生きて欲しい、そしてこのつれづれノート、100冊まででても買います。

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紙の本どんぐりいちごくり夕焼け

2002/06/28 00:03

島、その後。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀色さんのつれづれノートシリーズ11冊目です。
前回島に土地を買った銀色さん、移住の計画は進んだのかな?と楽しみに読みました。またイカさんとの結婚生活、その後は…。結果は読んでからのお楽しみでここには書きませんが、今は心はまっさらで自由な気持ちでいっぱいという銀色さん、うらやましいです。私は最近そんな気分になったことないから。
私の好きだったドラマを銀色さんも大好きで、ドラマが終わってしまったとき、「宝石のようだったひとときがなくなってしまった」と書かれてあって、同じ気分を共有してたんだなあとうれしくなりました。
最終ページに「料理人募集」のお知らせがあります。今年一杯募集しているそうです。チェック!

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紙の本つれづれノート 1

2002/06/12 01:36

たんたんとした毎日なんだけど…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにーた - この投稿者のレビュー一覧を見る

思えばこのこの本が銀色夏生さんとの出会いだった。初めて読んだときから著者に惹かれた。考えに共感する部分が多かった。
たんたんと毎日の生活がつづられているだけの本なのだけど、なぜか心に残るものがあるのだ。
著者の、自分の好きなものに素直に向き合おうという姿勢は、私の心もラクにさせてくれた。
このシリーズはもう10冊ほど続いていると思うが、リピーターも多いと思う。みんな一度知ったらやめられないのだ。きっと。
この不思議な感覚を。

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紙の本空の遠くに

2002/05/09 12:12

待ってましたの第9弾!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モモ - この投稿者のレビュー一覧を見る

1999年から2000年にかけての第9弾では、かんちゃんも保育園の年長さんで反抗期を迎え、さくぼうは毎日どんどん成長していく3ヶ月から1歳のころです。いかちんもだんだんどんな感じの人かわかってきたし、私のお気に入りのセッセもちょこちょこと登場。銀色さんに特に大きな変化はなかったけれど、あとがきにもあるようにいよいよ次回何か起こり始めるよう…。毎日のなにげない日常が描かれていて、楽しく読みました。

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紙の本気分よく流れる

2001/09/20 13:05

ついつい読んじゃう、銀色さんとあーぼうの毎日

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モモ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者のつれづれノート5を書店で発見してからその面白さにはまり、さかのぼって1から4まで買いあさった。そしてもちろん6巻7巻も。銀色さんの毎日がかかれている日記、悠悠自適に見えるその生活を羨ましく思ったり、想像しながら楽しく読んでいる読者の1人です。もっとも楽しみなのはページの中頃にある旅行の写真や著者の子ども、あーぼうの成長ぶり。まるで自分の姪っ子のような気持ちで毎回写真を見ては、大きくなったねえと嬉しく思ったりもします。この7巻では新しく出会ったイカさんとの生活、そこにはあーぼうもいて、宮崎には兄のせっせもいて、著者を取り巻く人たちの人格も楽しい。いつまで続くのか分からないが、私はこれからもずっと読んでいくのだろうなと思う。なぜかやめられない魅力のようなものがそこにはあるから。

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