電子書籍
弟切草 完結
著者 著者:長坂 秀佳
弟切草……その花言葉は『復讐』。ゲームデザイナーの公平は、恋人奈美とのドライブで山中、事故に遭う。二人がやっとたどり着いたのは、弟切草が咲き乱れる洋館だった。「まるで俺が創ったゲームそのものだ!」愕然とする公平。そして、それは惨劇の幕開けだった……。PlayStation版話題のゲームを乱歩賞作家の原作者がオリジナル小説化。
弟切草
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紙の本弟切草
2016/11/22 09:34
途中までは
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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。まるでホラーゲームのような話。謎が解明したらすごく面白くなくなった。もったいないなと思った。
紙の本弟切草
2003/03/31 18:00
良い評価は少ないなぁ
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投稿者:じりくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本に対しての、他の人の書評はかなりキツい言葉ばかりが投げかけられていましたね…
俺にしたら、まあまあな小説だと思います。
でもちょっと、主人公が変態ってとこがイヤです。
読む気がなくなります。
だいたい、設定自体がちょっとひきますね。最後まで読み終えて、設定の大部分がSEXだってことに気がついて、複雑な思いでした。
もうちょっとハラハラしたい気分もありました。
ぶっちゃけ、最初、これを読む前は、幽霊やらが出てくるのかな?などとずっと思ってました(ゲームやってません、すみません)。
最後の最後まで幽霊が出なくて、その代わりに、何故か“バラモン”とかいう意味不可思議なキャラも登場して……
違う人が描いた弟切草を読んでみたいです、少し。
紙の本弟切草
2002/07/17 15:46
駄作
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投稿者:scarecrow - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンピュータゲームサウンドノベルの傑作「弟切草」の設定を拝借して小説にしてしまおうと言う企画。なのだが、はっきり言って駄作である。ここまでつまらない小説も珍しい。当然のことながら全然怖くありません、それどころかどんなジャンルとして見ても面白くない。中途半端な「弟切草」の設定引用、文章構成も要らない工夫をしていて読みにくいしスピード感なんてありはしない、トリックも幼稚…と評価出来るところが何一つありません。
角川ホラーさんにしては珍しい不出来な内容。はっきり言って駄作です。
紙の本寄生木
2002/05/27 12:28
シリーズ最後にして最低の結末
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投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
Z級ホラー『弟切草』三部作の完結編。謎の事件に巻き込まれた男女が、ヒントを求めて参加したヨーロッパツアーで思わぬ真相に迫っていく。
シリーズの完結編ではあるがラスト(真相)が期待外れで、例えるならオチのない落語のようなもの。更に、それ以前の問題として、相変わらずの稚拙な表現があまりに多すぎる。いくら人物の特徴を出す為とはいえ、コミカルな話し方はホラーの世界にそぐわない。もし会話文だけを読んだとしたら、つまらないコメディと勘違いするだろう。
前二作に付き合ってしまったのなら、例えそれがどんな内容であれ、結末を知っておくべきだろう。かなりキツイ忍耐を必要とする読書も、本書で最後である。
紙の本彼岸花
2002/05/27 12:12
Z級第二弾
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投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
『弟切草』三部作の第二弾。本書の主人公は3人の若い女性。何者かに操られるようにして知り合った3人が、山中の旧家で恐怖を体験する。キーワードはもちろん彼岸花だ。
第一弾『弟切草』同様、稚拙な表現のオンパレード。特にひどいのが会話文で、冗談ではなく「こんな話し方するかよ!」と読みながら突っ込んでしまう。こうした頭を抱えたくなるような表現が延々と続くのだから堪ったものではない。
ラストが近付くにつれ二転三転するトリックや犯人像も、その場しのぎの思いつきのようで全然まとまっていない。ホラーなので謎を残して終わることは不思議ではないが、その条件に寄り掛かりすぎていて後味が悪い。
シリーズの第二弾とはいいつつも、本書単体でも一つの作品にはなっている。ただし、完成度はイマイチどころではないが。稚拙な表現の見本、いわゆる反面教師的な書物としてならオススメできる。
紙の本弟切草
2002/03/28 09:14
B級どころかZ級ホラー
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投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はスーパーファミコンで、後にプレイステーション版が発売されたサウンドノベルのノベライズ。とはいえ、ゲーム版と同じなのは基本プロットのみで、ストーリーは別物。若い男女が人里離れた洋館で恐怖の一夜を過ごすという、ホラーの定番スタイルだ。
ゲーム版をプレイしていたので購入したが、読み進めるうちに拙い表現に飽きてくる。二人の会話然り。心理描写然り。恐怖など全く感じられない。
三部構成になっていて『彼岸花』『寄生木』(共に角川ホラー文庫)と続編が発売されたが、どれも似たり寄ったり。出版社がよく発売に踏み切ったなと、別の意味で感心してしまった。「こういうのもアリなのか」と我慢できる寛容な人に読んでもらいたい。