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俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 完結
呪われた甘草奏の能力【絶対選択肢】。それは突然頭の中に選択肢が現れ、選ぶまで消えないのだ。今日も学園で【選べ (1)上半身裸で叫ぶ (2)下半身裸で叫ぶ】なんてふざけた選択肢が出てしまった! こいつのせいで俺は奇行を繰り返し「お断り5」と呼ばれて、女子に白い目で見られ続けているのだ。そんな学園生活のなか、俺の脳内に(1)美少女が空から落ちてくるという選択肢が現れて──!? 誰か俺の残念学園生活を終わらせてくれ!
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
05/23まで通常638円
税込 319 円 2ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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紙の本俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 11
2015/12/20 08:23
驚きの展開!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラノベ大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初に本を手に取り驚いたのが帯のところに、
奏での残念学園ライフも終結
って書いてあるし、内容も冒頭でほっこりして、
途中から泣きそうになり、最後は、感動でした
紙の本俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 3
2015/09/30 15:52
恋に目覚める少女たち
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳内選択肢の原因からも知れない生徒会長の黒白院清羅が仕掛けた対決を乗り切り、お断り5にはご褒美としてプールのチケットが与えられた。甘草奏は、お断り5みんなそろって遊びに行こうと思うのだが、どうも様子がおかしい。
遊王子謳歌は無邪気さを羞恥に塗り替えているし、雪平ふらのは変わらず毒舌を放つものの詰めが甘い。そしてへっぽこ神の僕のショコラは、大食いをやめ、普通の有能な神の僕になってしまった。
と驚いたのも束の間、表面上、全ては元通りになり、道楽宴の出す車に乗って、プールへと遊びに行くことになる。だが甘草奏は、遊王子謳歌の泣き顔を写真に撮るというミッションと、思ったことがランダムで声に出てしまうという脳内選択肢の副作用つきだ。
行った先にはシリコン爆乳の麗華堂絢女や柔風小凪も遊びに来ており、何より彼女たちを誘った黒白院清羅がいた。そして、ミッションの達成を微妙に妨害してくる。
ふらのとの夫婦漫才や、普通になったショコラとのラブコメ、遊王子謳歌の幼児プレイなど、いつもとは違うキャラ性の発露が描かれる。脳内選択肢の解決はほとんど進まないが、なぜかヒロインキャラとの関係性は順調に深まっている。
紙の本俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 12
2016/03/28 19:46
good
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投稿者:ナポレオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメから見てライトノベルも集めていたので最終巻なのは残念でしたが、最終巻らしい締めでとても良かったです。
紙の本俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 2
2015/09/17 15:15
労せず暴かれていく秘密
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
見目は良いけれど行動が残念な生徒たちで構成されるお断り5の一員であることは、天草奏の本意ではない。彼がそうなってしまったのは、脳内にひらめく絶対選択肢の呪いのせいだ。その呪いを解くべく神から遣わされた少女ショコラは記憶喪失のために役に立たず、かつて同じ呪いに悩まされたロリ担任の道楽宴は、サポートはしてくれるものの助けてはくれない。
新任の神によりはじめられた呪い解除のミッションで、お断り5のクラスメイトの雪平ふらのや遊王子謳歌、表のもてるランキングに入る柔風小凪との関係が掻き回され気が気ではない学園生活を送る天草奏には、またしても困難がふりかかる。
ひとつは、海外に引っ越したはずの幼なじみにして全人類の妹を標榜する箱庭ゆらぎが入学して来てまとわりついてくること。もうひとつは、新入生歓迎イベントで行われる表のランキングとお断り5の対決に参加しなければならなくなったことだ。
それに合わせて二度目の呪い解除ミッションが発動。それはイベントに参加する女子たちから「好き」と言われること。謳歌や小凪はともかく、ほとんど話したこともない生徒会長の黒白院清羅や、巨乳ツンキャラの麗華堂絢女からその言葉をもらうことのハードルは高すぎる。
そして天草奏の周りには、ヤンキー副会長の獅子守想牙や、ハーレム男の吉原桃夜などが加わり、事態はさらなる混迷のラブコメに突入していくことになる。
おそらくは作者が書きたいであろうファンタジー要素や中二要素は徹底的に排除して、会話文主体のラブコメとして仕上げている。売れなければ書きたいものも書けないのだから、商業としてはこれも仕方ないのか。
紙の本俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している 1
2015/09/10 16:07
ライトな理不尽さ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日、天草奏の脳内には、絶対選択肢が降りてくるようになった。脳内にひらめく二択のどちらかを選ばない限り、強烈な頭痛がどんどん強まっていく。しかしその選択肢は、どちらも周囲を引かせる最低なもの。そうして選び続けた結果、奏はお断り5という、見た目は良いが中身は最低な証である学内ランキングに名前が載ることになってしまった。それでも退学になったりしないのは、絶対選択肢のことを知るロリ担任の道楽宴がサポートしてくれているからだろう。
そんな耐えがたい生活も日常になった頃、彼の前に、美少女が降ってくる。彼女の名はショコラ。絶対選択肢の呪いを解くために神さまが遣わした僕だという。しかしショコラは記憶喪失らしく、全く役に立たない。それなのに、奏の携帯には、失敗すれば一生呪いが解けないという神さまからのミッションが送られてくる。それは、同じくお断り5である雪平ふらのや遊王子謳歌、そして逆にもてるランキングに載る柔風小凪を巻き込まざるを得ないミッションだった。
見た目は美少女だけれど中身はいろんな意味で残念な少女に対し、ラブコメなミッションをクリアしなければ呪いが解けないという状況に陥ってしまった少年の、ばかばかしい奮闘を描く。その課程で、残念じゃない美少女も巻き込みつつ、モブキャラの少年少女からは蛇蝎のごとく嫌われる存在になっていくわけだが…。
短い文章の連続による掛け合いや、怒濤のぼけ倒しに対するツッコミなど、ライトさを至上とするならば、かなり良い評価を受ける作品かもしれない。しかし一方で、ストーリー性を重視するならば、物足りなくも感じるかもしれない。そういう意味で「生徒会の一存」のような日常系のライトさと、「ココロコネクト」のような超越者に翻弄される少年少女を描いた作品とも言える。