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文学こそ最高の教養である
著者 駒井 稔 , 光文社古典新訳文庫(編)
混迷の深まる現代に、何らかの指針を求めつつ、現実世界をひたむきに生きる人々にとって、文学は「即興性のない教養」として魅力的、かつ有用な存在ではなかろうか。「光文社古典新訳文庫」を立ち上げた駒井稔が、その道の専門家である翻訳者14人に初歩的なところから話を聞いた。肩の力を抜いて扉を開け、名翻訳者達の語りを聞くうちに、しだいに奥深くまで分け入っていく……。紀伊國屋書店新宿本店の大人気イベントの書籍化。
文学こそ最高の教養である
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文学こそ最高の教養である
2023/06/21 21:36
心地よい読書体験
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投稿者:mariyuri - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の「編集者」としての視点がこの本の独自の魅力となっています。取り上げられている本も編集者ならではの作品群です。
「気取らぬ読書論」と著者自身も言っているように、読みやすい文章で、とにかく文学に親しんでもらいたいという想いが伝わってきます。
紹介されている本をどんどん読みたくなるというよりも、読書っていいな、もっと読書したいな、という気持ちが高まっていく感覚を味わいました。