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7件
女の機嫌の直し方(インターナショナル新書)
著者 黒川伊保子
なぜ女たちは思いもかけないところで不機嫌になるのか? “女の機嫌”は男にとって永遠の謎だ。だがこの謎は、脳科学とAI研究でいとも簡単に解き明かすことができる。女性脳は共感のため、男性脳は問題解決のためにことばを紡ぐ。だから両者はすれ違い、優秀な男性脳ほど女を怒らせるのだ。女性脳を知り、女の機嫌の直し方がわかれば生きるのがぐっと楽になる。すべての男たちに贈る福音の書!
女の機嫌の直し方(インターナショナル新書)
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女の機嫌の直し方
2017/05/07 08:55
わかりやすい
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chappie - この投稿者のレビュー一覧を見る
男性にとって不透明な女性の思考過程が、女性特有の能力に基づいていること、必要かつ実用的であることとして、男性脳にもわかりやすく説明されています。
本書に登場する、女性の話を聞いて「情報量ゼロ」と言う男性社員の側にいた自分に必要な本であったと思えます。
妻に「あなたは共感が足りない」と言われていたこと、何もかもが腑に落ちました。
女の機嫌の直し方
2018/11/13 02:35
使いこなせるか?
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kazumasa Fukumoto - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1章で男女の脳の性差、第2章で女性脳とは何か?を語り、最終第3章で女の機嫌の直し方が述べられている。
第1章では、男女の脳の対話スタイルの違いに触れており、女性脳はプロセス志向共感型、男性脳はゴール志向問題解決型と、相容れないほど違うとの事。
又、女性脳は左右脳連携が頗る良く、感じた事がどんどん言葉になって意識に上がってくるのに対し、男性脳は空間認知力こそ高いが、気持ちを言葉にできない。この事から、女性は感情的、男性は論理的と言われているのだろう。
第2章では、女性脳はとにかく共感で回っていると力説。
第3章は前2章のまとめ的に書き上げられている。
女は共感されたい、男は問題解決したい、と差異に触れ、
『いきなり問題解決』は大抵の場合仇となると心得るよう警鐘を鳴らしている。女性脳は思考スタイルそのものがプロセス志向型なので、成果ではなく過去時間を労うと良いとの事。
女性の対処法として、使いこなせるかは判らないが、無知でいるより余程気が楽になる、そんな作品だった。
2017/10/27 22:05
非常に参考になる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:放浪者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
男女の脳の違いを、脳神経学・解剖学の知見からの解明を試みた本。筆者の考える男女の脳の違いを、脳神経の仕組みから解説している。
更に、どうしてそのように脳神経の仕組みが発達してきたかについても、狩猟・採集時代のヒトの生活を想定しながら説明るしている。
加えて、そのような男女の脳の違いがもたらす日常のトラブルの具体例を、解決策とセットで上げている。
非常に読みやすく、説得力がある本だった。