- みんなの評価
1件
覆面竜女
【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化! 特典ミニ小説つき!!】天女の末裔で、布に竜気を込めることができる“竜娘(りゅうじょう)”。もぐりの竜娘の蓉華は、自分の“醜い”容貌を恥じていつも覆面で顔を隠していた。ある時蓉華は師匠の借金の形に売り飛ばされてしまう。連行された先は、皇帝の皇子・蒼翔が納める陵王府。そこで蓉華は蒼翔に、竜娘の最高位である竜女候補として皇城にあがるよう命令される。竜娘試験に臨む蓉華たち一行に、魑魅魍魎が襲い掛かり…!?
覆面竜女7 皇帝は欲する、天界の華
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2014/01/06 23:13
1冊にみっちみちでした
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さるきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
根本的に美的感覚が常人とズレていて自分を醜い顔と思い込んでいる美少女と、
母譲りの美しい顔にコンプレックスを感じている女嫌いの皇帝とのラブコメ。
もともと1冊で終わる予定だった・・・?のか、
設定のこだわりと続編につなぐ筆者のアツい想いを感じました。
読み手を選ぶ作品だなーといった印象。
人ではない存在は最初から魑魅魍魎(人の心を壊す目に見えない敵と目に見える悪)という妖は登場するんだけど、
それ以上にギョッとする、というかエッこれギャグなの・・・!?という展開に
それまで真剣に読んでいた気持ちをイッキに破壊されます。(いい意味で)
読み手によっては、この場面でギャグかよー!と思う人もいると思うし、
わたしはシリアスなシーンがあまり長く続くと息が出来なくなって読み進められなくなるので
休憩がてらププ、と笑えてよかった。
それと、恋愛要素ですが、ドキドキするシーンがあります。
ヘタなTL読むよりもわたしはドキドキしました。
このまま朝を迎えてしまえ!!!とグイ押ししたくなった。
こういうのがコバルト文庫のいいところなんだろうなー。
2巻はどうなるのかなー。
一旦別の作品挟んでから読んでみようかな、といった感じ。