電子書籍
修法師百夜まじない帖
著者 平谷美樹
物の怪を調伏する盲目の美少女・百夜の物語。
ネットで大人気の平谷美樹・著「百夜百鬼夜行帖」が、「修法師百夜まじない帖」とタイトルを変えて出版された文庫版を電子化。美少女修法師が江戸の町で大活躍する姿に、一度読み出したら止められないこと必至。いつも強気だけど、時々かわいらしくて、でも物の怪調伏では、百夜の右に出る物はない、こんな魅力的な修法師・百夜が次々と強敵を倒していく様が痛快この上ない。
時は文政期の江戸、舞台は神田川にかかる昌平橋(現在のお茶の水駅近く)。津軽から江戸へやってきたばかりの盲目の少女・百夜は、津軽弁しかしゃべれず、全く言葉が通じない。そこで、江戸の町で命を絶たれた侍の霊を自分の身体に取り込み、侍言葉を操れるように。言葉を手に入れた百夜に、もう恐れるものは何もない。
年の瀬、さっそく物の怪退治の話が舞い込む。上野黒門町で薬種屋を営む倉田屋で、冬だというのに白い蝶が飛んでいるというのだ。その蝶、倉田屋に住む九十九神で、蝶の正体はなんと100年前の・・・
全部で8編の物語で構成される「修法師百夜まじない帖」シリーズ第一弾!
冬の蝶 修法師百夜まじない帖
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本鯉と富士
2018/03/16 22:38
そっちの展開か
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2巻で出てきた紅柄党との関係で終わりに向かうかと思ったら、
そっちの因縁はけっこうあっさり幕引き。
終わりには、史実の江戸の出来事が絡んでくる。
これはこれで示唆があって、いいオチになっていた。
もっと続いてくれてもいいのにな。
紙の本慚愧の赤鬼
2018/02/22 01:41
絶妙の距離感
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐吉と百夜の距離感が決まってきた2巻。
物語はその間を突きながらすすんでいく。
名づけのルールもなんというか、ないと物足りない感じになったし。
ここまでの設計図を持って作品が書かれていることも絶妙。
紙の本冬の蝶
2018/01/14 18:12
優しい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルやシリーズの表紙から、
もっと殺伐とした世界観かと思っていた。
実際、序章で血だらだらのお侍さん出てくるし。
でも、始まってみると、
8割がた付喪神相手だし、
死人が相手でも優しさが滲む件になっている。
売ろうと思えば、
もっとほっこりしたタイトルとイラストをつければ行けそうだけれど、
そうなっていないところも好印象。
好きな雰囲気です。
電子書籍冬の蝶 修法師百夜まじない帖
2016/10/05 20:53
味があります
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:paul - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み進むほど味が出て来ます。